Googleは新しい3D絵文字コレクション「Noto 3D」を発表した。まずはPixelシリーズ向けに展開し、その後Google全体へ拡大する方針である。
平面的だったオンライン上の感情表現を、より“存在感のあるコミュニケーション”へ進化させる狙いだ。
Google、感情表現強化へ3D絵文字導入
2026年5月12日、Googleが発表した「Noto 3D」は、絵文字を立体的に表現する新たなコレクションである。
2026年後半からPixelシリーズ向けに提供が始まり、その後Google全体へ順次展開される予定だ。
Googleはこれまでも、2010年代の「ブロブ絵文字(※)」などを通じ、絵文字をデジタル生活における感情表現の一部として発展させてきた。
今回のNoto 3Dでは、オンライン上では感情の重みが伝わりにくいという課題に対し、立体的な質感や存在感を加えることで、「受け取る情報」から「感じるコミュニケーション」への進化を目指している。
※ブロブ絵文字:Googleが2010年代に展開していた絵文字デザイン。
Noto 3Dが変える感情伝達の未来
Noto 3Dの最大のメリットは、テキスト中心だったオンラインコミュニケーションに“感情の温度感”を加えられる点にあるだろう。
AIチャットやリモート会話が増える中、視覚的な感情補完の需要はさらに高まっていく可能性がある。
一方で、3D化によって情報量が増えすぎれば、視認性低下や感情演出の過剰化を招く懸念も残る。
文化や世代による受け取り方の違いが拡大する可能性も考えられるだろう。
今後はAIとの連携によって、会話内容や文脈に応じて表情が変化する“動的絵文字”へ進化するかもしれない。
絵文字そのものが、次世代UIの一部として再定義される展開もありそうだ。
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