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大塚商会、AI活用を横断支援 中堅・中小向け伴走型SaaS支援を開始

PlusWeb3 編集部
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2026年5月12日、大塚商会はAI関連SaaSの活用・定着を支援する「たよれーるAIまるごと伴走支援サービス」を同年5月13日より提供開始すると発表した。複数AIツールの運用を横断的に支援し、企業への導入後に発生する課題を一括解決する仕組みとして注目される。

AI導入後の運用課題を横断支援

大塚商会が開始する本サービスは、中堅・中小企業を対象にAI関連SaaSの導入後に発生する運用・定着課題を継続的に支援する伴走型サービスである。

従来、AIツールはサービスごとに個別契約やサポートが必要となり、運用相談や活用支援はスポット対応に依存するケースが多かった。その結果、社内手続きの煩雑さや着手までの遅延が課題となり、導入したものの活用が進まない企業も少なくなかった。こうした背景を受け、本サービスでは複数のAIサービスを横断した運用相談やモデル評価支援※、エージェント作成支援などを一体的に提供する仕組みを採用している。

料金はチケット制となっており、4チケット9万9600円から利用可能。支援内容ごとに消費チケット数が設定されており、例えばよろず相談は1回2枚、エージェント作成支援は4枚といった形で消費される。契約期間およびチケット有効期限はいずれも1年で、企業は残数の範囲内であれば追加手続きなしに支援を受けられる。

※モデル評価支援:AIモデルの性能や精度を検証し、業務要件に適合しているかを確認するプロセス。適切な評価を行うことで、導入後の精度不足や運用トラブルを未然に防ぐ役割を持つ。

伴走型支援でAI定着加速もコスト課題

本サービスは生成AIの普及によりツール導入自体のハードルが低下し、AI導入のボトルネックが「選定」から「運用・定着」へと移行している現状に適合した施策と言える。特に複数のAIツールを併用する企業にとって、横断的な支援体制は運用効率を高める要因となりうる。現場レベルでの試行錯誤を迅速に回せる点も導入効果の最大化につながる可能性がある。

一方でチケット制という料金体系は柔軟性がある反面、利用計画の設計が不十分な場合、コスト効率が低下するリスクも内包する。特にモデル評価やデータ準備支援は消費枚数に幅があり、想定以上のチケット消費につながる可能性がある点には留意が必要だ。

今後はこうした伴走型支援が標準化した場合、AI活用のハードルはさらに下がると考えられる。ただし支援サービスに依存しすぎることで社内にノウハウが蓄積されないリスクも無視できない。企業は外部支援を活用しつつ、自社内での運用能力を並行して高める戦略が求められる局面に入ったと言える。

大塚商会 プレスリリース

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