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エクスプローラーから直接AI活用 マイクロソフト、Copilotの新機能を公開

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年9月4日、米マイクロソフトは「Windowsエクスプローラー」上で直接AI機能「Copilot」を利用できる新機能を発表した。
ユーザーはOneDriveに保存されたファイルを右クリックするだけで、要約や比較などの操作を実行できるようになる。

エクスプローラーでCopilot操作 要約やFAQ生成が可能に

マイクロソフトは、同社のAI機能「Copilot」がWindowsエクスプローラーから直接利用できるようになる新機能を明らかにした。
対象は「Microsoft 365 Family」や「Microsoft 365 Personal」の加入者で、OneDrive上に保存された対応ファイルを選択し、右クリックから操作を実行する形式である。

利用方法はWindows 10では右クリックメニューに直接表示され、Windows 11ではOneDriveオプションから展開する仕様となっている。

今回追加されたのは4つのコマンドだ。
まず「Summarize」では文書や資料を要約し、主要なポイントを簡潔に提示する。
「Create an FAQ」は関連する質問と回答を自動で生成し、業務文書の整理やナレッジ共有に役立つ。
「Ask a question」では文書内容に基づいて自由に質問でき、必要な情報を迅速に取り出すことが可能だ。
さらに「Compare files」では複数ファイルの差分を一覧化し、最大5つまでの比較をサポートする。

対応フォーマットはMicrosoft 365文書(DOC、PPT、XLSXなど)や、汎用フォーマットPDF、TXT、RTF)、ウェブファイル(HTM、HTML)、OpenDocumentフォーマット(ODT、ODP)である。
写真や動画は現時点で非対応となっており、注意が必要だ。

業務効率化に寄与も クラウド依存が課題に

エクスプローラーから直接AIを呼び出せる仕組みは、従来の「Web版Copilot」に比べ作業フローを大きく簡素化する。
特にビジネス文書を大量に扱う企業利用者にとっては、要約やFAQ生成を即座に行える点が時間削減に直結する。これにより、情報整理や意思決定プロセスの高速化が期待される。

一方で、分析がクラウド経由で行われる仕組みはリスク要因でもある。
企業のセキュリティポリシーによっては、機密情報をOneDriveに保存すること自体が制限される場合がある。
さらにネットワーク障害時には利用が困難になり、利便性が逆に損なわれる可能性も否定できない。

今後の展望としては、対応フォーマットの拡大やローカル環境での処理対応が進むかどうかが焦点となりそうだ。
もし写真や動画にも対応すれば、AIによるファイル整理の範囲は飛躍的に広がるだろう。
また、クラウド依存を補完する仕組みが導入されれば、ビジネス現場での導入障壁も低下すると考えられる。

AIをファイル操作に組み込む今回の動きは、OSレベルでの業務効率化を狙うマイクロソフトの戦略の一端である。
利用者の反応やセキュリティ要件への対応次第では、今後の企業利用における標準的なワークフローとなる可能性がある。

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