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アップル、Siri刷新で外部AIを検討 生成AI競争で戦略転換か

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2025年6月30日、米ブルームバーグは、アップルが音声アシスタント「Siri」の刷新に向け、外部の生成AIモデル導入を検討していると報じた。
従来の自社開発方針からの転換であり、AI競争の激化を受けた戦略変更と見られる。

目次

アップル、外部生成AIでSiri強化を模索

米アップルが、自社の音声アシスタントSiriの機能刷新に向け、外部の人工知能(AI)技術の導入を検討していることが明らかとなった。
関係者によれば、同社は米オープンAIの「ChatGPT」やアンソロピックの「Claude」といった大規模言語モデル(LLM)の活用を巡り、両社と協議を進めているという。

これまでアップルは、AI機能の多くを「Apple Foundation Model」と呼ばれる自社開発技術に依存しており、2026年をめどに新バージョンのSiriを投入する計画を進めてきた。
だが今回の動きは、その戦略の一部見直しを意味する。

現時点でSiriはウェブ検索の一部にChatGPTを限定的に利用しているが、音声アシスタントの中核機能にはアップル独自の技術を使用している。
外部モデルの導入が実現すれば、Siriの性能強化が見込まれる一方で、アップルがAI競争で後れを取っている現状を事実上認めることになる。

なお、交渉は初期段階にあり、最終的な採用可否は未定とされる。
アップル社内では現在も自社モデルを用いた「LLM Siri」の開発が継続中だという。

生成AI採用に期待と懸念 アップルのジレンマ

アップルによる外部生成AIの活用は、Siriの機能向上を通じてユーザー体験を大きく変える可能性がある。
ChatGPTやClaudeのような先進的な言語モデルを採用すれば、より自然な対話能力や高度な情報処理が可能となり、GoogleやAmazonといった競合に対抗しうる水準へと進化することが期待される。

他方で、外部AIモデルを取り込むことには、データセキュリティやブランド一貫性の面で懸念もある。
特にアップルは、プライバシー保護を企業理念の中核に掲げており、ユーザーの音声データや問い合わせ内容が外部モデルで処理される場合、情報管理に対する信頼が揺らぐリスクがある。

また、技術依存の側面も無視できない。
他社との連携に過度に依存すれば、将来的な技術主導権を失うおそれもある。

ブルームバーグの報道を受けて、同日のアップル株は約2%上昇しており、市場はこの方針転換を成長機会と捉えているようだ。
生成AIの競争が激化する中で、アップルの今後の選択は業界の分岐点となりうる。

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