メインコンテンツへスキップ
最新ニュース 3分で読める

ドコモ衛星通信が海外3カ国対応 圏外エリアでも接続可能に

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

NTTドコモは「docomo Starlink Direct」の国際ローミング接続を米国、フィリピン、カナダで開始した。
通信網が届きにくい山岳地帯や海岸などでも、対応スマートフォンから衛星経由で通信できる。

米加比でStarlink衛星ローミング開始

NTTドコモは2026年9月1日、「docomo Starlink Direct」の国際ローミング(※)接続を米国、フィリピン、カナダで開始した。
まず「Samsung Galaxy Zシリーズ」3機種が対応し、9月中に対象端末を追加する予定である。

利用者は渡航先の対応機種を確認したうえで、端末を最新ソフトウェアに更新し、「docomo Starlink Direct」とデータローミングの設定を有効にする必要がある。
設定後は、携帯電話の通信環境を確保しにくい提供エリアで、自動的にStarlink衛星へ接続する仕組みだ。

これにより、国立公園や山岳地帯、海岸など地上回線が届きにくい場所でも、天気や地図、位置情報などを確認できる。
また、被災時の家族との通信手段としての活用も想定されている。

料金面では、「ahamo」を含む全料金プランの契約者が申し込み不要で無料利用できる。
既存の「世界そのままギガ」や「ドコモMAX」「ahamo」などの国際ローミングサービスと組み合わせることで、通常のモバイル通信と衛星通信を使い分けられる。

ドコモは今後、対応国と対応機種を順次拡大する方針を示している。

※国際ローミング:海外滞在時に現地通信事業者などのネットワークを利用し、日本で契約している携帯電話やスマートフォンを渡航先でも利用できる仕組み。

海外圏外対策を補完 対応国拡大が普及の鍵

今回の対応は、海外旅行や出張時における「圏外」のリスクを減らす手段として意味が大きい。
特に、地上基地局の整備が難しい自然公園や山間部では、従来の国際ローミングだけでは通信できない場面があり、衛星との直接接続は補完的なインフラになり得る。

利用者にとっての利点は、新たな専用端末や追加契約を用意せず、対応スマートフォンをそのまま使える点だ。
緊急時の連絡手段だけでなく、位置情報や天候確認など日常的な用途にも利用できるため、海外での行動範囲を広げる可能性がある。

一方、現時点では対応国が3カ国に限られ、端末も一部のSamsung Galaxy Zシリーズからの開始となる。
利用には端末設定やソフトウェア更新も必要であり、すべての渡航者が直ちに恩恵を受けられるわけではない。

今後、対象地域と端末が広がれば、衛星通信は災害・僻地向けの特殊機能から、海外ローミングを支える標準的な選択肢へ近づく可能性がある。

株式会社NTTドコモ 報道発表資料

関連記事:

ドコモ「docomo Starlink Direct」接続者数500万人突破 衛星通信の日常化へ前進

RELATED ARTICLEドコモ「docomo Starlink Direct」接続者数500万人突破 衛星通信の日常化へ前進NTTドコモは、国内で提供する衛星直接通信サービス「docomo Starlin…Read

ドコモ、圏外でもつながるスマホ衛星通信を2026年度初頭に開始 個人・法人向けに展開

RELATED ARTICLEドコモ、圏外でもつながるスマホ衛星通信を2026年度初頭に開始 個人・法人向けに展開株式会社NTTドコモは、衛星とスマートフォンが直接通信する新サービスを2026年…Read

au Starlink Direct、米国で海外ローミング接続を開始

RELATED ARTICLEau Starlink Direct、米国で海外ローミング接続を開始KDDIと沖縄セルラー電話は、衛星通信サービス「au Starlink Dire…Read
Share this article コピーしました
WRITTEN BY

PlusWeb3 編集部

Web3・AI専門メディア

PlusWeb3 編集部は、ブロックチェーン・Web3・AIの最新動向をわかりやすくお届けする専門メディアチームです。業界経験豊富な編集者とリサーチャーが、信頼性の高い情報を厳選してお届けします。

コピーしました

Web3・AI・ディープテック領域のキャリアに興味がありますか?

業界特化メディアを運営する専門エージェントが、企業のカルチャー・技術スタック・選考ポイントまで踏まえてキャリアをご提案します。相談は完全無料です。