マネーフォワードは、みずほ証券が提供する「みずほ証券ネット倶楽部」とのAPI連携を開始した。これにより、同サービスの証券口座にある資産残高や保有銘柄を、マネーフォワードの各サービスへ安全かつ自動的に取り込めるようになった。
みずほ証券の口座情報を自動で取り込み
2026年8月24日に発表された連携により、「みずほ証券ネット倶楽部」の総合口座にある資産残高や保有銘柄などの資産状況を、マネーフォワードグループのサービスから自動取得できるようになった。
対象となるのは、お金の見える化サービス「マネーフォワード ME」をはじめ、「金融機関・特定サービス向けマネーフォワード」や、口座連携機能を持つその他の個人向けサービスである。
今回のAPI連携(※)によって、みずほ証券の口座情報をマネーフォワード側へ安全かつ安定的に自動で取り込めるようになるという。
マネーフォワードは今後も外部サービスとのAPI連携を推進し、ユーザーが安心して利用できる便利なサービスの提供を目指すとしている。
※API連携:異なるシステム同士を接続し、一定のルールに基づいてデータや機能を安全にやり取りする仕組み。
資産管理を効率化する一方、セキュリティが課題に
今回の連携による最大のメリットは、資産管理の効率化だろう。
銀行や証券会社など複数の金融サービスを利用するユーザーほど、残高や保有資産を一つの画面で確認できる利便性は大きいと思われる。情報入力の手間を減らせるため、資産配分を把握しやすくなり、継続的な家計管理や投資判断にもつながる可能性がある。
一方、金融データを外部サービスへ連携する以上、セキュリティーや障害発生時の対応は重要になるはずだ。連携先が増えるほど、ユーザーがどのサービスにどの情報へのアクセスを許可しているのかを適切に管理できる仕組みも求められるだろう。
今後は、銀行や証券会社、クレジットカードなどとのAPI連携がさらに拡大することで、金融資産を個別に管理する形から、複数の金融サービスを横断して資産・家計情報を一元管理する環境へと移行する可能性がある。
今回の連携は、その流れを加速させる一例となりそうだ。
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