暗号資産交換業者のビットトレードは、全国規模の防災啓発イベント「ピクトレ防災チャンピオンシップ2026」の第2ステージに協賛した。
避難所などを訪れてチェックインすると、暗号資産DEPが当たる「BitTrade賞」の宝箱が出現する。
全国の避難所巡りでDEPが当たる仕組み
2026年9月1日、ビットトレードは、DEA、Growth Ring Grid、HI-NEXUの3社が全国1,741市区町村を舞台に開催する「ピクトレ防災チャンピオンシップ2026」の第2ステージ「全国 避難訓練シーズン」へ協賛することを発表した。
当イベントの実施期間は同日から11月30日までとなる。
イベントでは、参加者はアプリ内の地図に表示された避難所や給水拠点などの指定スポットを実際に訪れ、現地でチェックインすることで特典を獲得できる。
チェックイン時には、報酬コインやゲーム内アイテムが当たる「宝箱」がランダムで出現し、ビットトレードの協賛による「BitTrade(ビットトレード)賞」では暗号資産DEP(DEAPcoin)を受け取れる機会が設けられる。
参加者は「アンペア」「ボルト」「ワット」の3チームに分かれ、9月、10月、11月の3期間でスコアを競う。
第1ステージでは街中の防災設備を発見・撮影・投稿し、第2ステージでは蓄積された地図情報をもとに避難所や給水拠点を訪れる構成だ。
DEPは2020年に発行された暗号資産で、主にNFTやGameFi(※)で活用されている。
ピクトレは、電柱やマンホールなど身近な設備を撮影し、ゲームを通じて地域や社会課題に関する情報収集を促す仕組みを展開している。
※GameFi:ゲームと金融を組み合わせた概念で、ブロックチェーン技術や暗号資産、NFTなどを活用し、ゲーム内で得た資産や報酬に経済的価値を持たせる仕組みを指す。
ゲーム型防災の参加促進へ 継続性が焦点
今回の取り組みは、防災訓練にゲーム要素と暗号資産報酬を組み合わせることで、従来の啓発活動に参加しにくかった層へ接点を広げる効果が期待できる。
実際に避難所や給水拠点まで足を運ぶ仕組みは、災害時に必要となる場所を平時から確認するきっかけにもなり得る。
また、全国規模で展開されるため、参加が広がれば、防災関連施設への関心を幅広い地域で高められる点もメリットだ。
加えて、Web3活用の観点では、今回の取り組みは、暗号資産を投資や取引だけでなく、地域課題への参加を促すインセンティブとして活用する事例としても注目される。
一方、報酬を目的にした参加が中心となれば、防災知識の定着や継続的な行動につながるとは限らない。
暗号資産DEPは価格変動のある資産であり、参加者には法定通貨とは異なる性質やリスクを理解してもらう必要もあるだろう。
今後は、イベント終了後も参加者が避難経路や防災設備を継続的に確認する行動へつながるかが焦点となる。
ゲーム性と報酬を入口にしつつ、防災意識の向上という本来の目的をどこまで持続させられるかが、取り組みの価値を左右するだろう。
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