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Instagram、10代の自殺・自傷関連検索を保護者に通知 日本で提供開始

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

MetaはInstagramで、10代の利用者が短期間に自殺や自傷行為に関連する語句を繰り返し検索した場合、ペアレンタルコントロールを利用する保護者へ通知する機能を日本で提供開始した。家庭での早期支援につなげる狙いだ。

自殺・自傷関連の反復検索を保護者へ通知

2026年8月13日(米国時間)に発表された新機能の対象は、Instagramのペアレンタルコントロール(※)でアカウントを連携している保護者と10代の子どもである。
自殺や自傷を助長する表現、自分を傷つけたい意図を示唆するフレーズ、「自殺」「自傷」などの語句を短期間に複数回検索しようとすると、保護者へ通知が送られる。

通知はメール、SMS、WhatsAppのほか、Instagramのアプリ内でも配信される。開くと、関連キーワードの検索が繰り返されたことを説明する全画面メッセージが表示され、子どもとの繊細な会話に役立つ専門家のリソースも案内される仕組みだ。

本機能は2026年2月に米国を含む一部の国で導入され、Metaは年内に世界各国・地域へ拡大する方針を示していた。日本への展開はその一環となる。

Instagramでは従来から、自殺や自傷行為を助長・美化するコンテンツを制限し、明確に関連する検索語については結果を表示せず、地域の相談窓口や支援情報へ誘導してきた。今回の機能は検索自体を許可するものではなく、こうした保護策に保護者への情報提供を追加する位置づけとなる。

※ペアレンタルコントロール:保護者と子どものInstagramアカウントを連携し、利用時間やプライバシー設定などを管理・確認できる機能。

早期支援に期待、誤通知とプライバシーが課題か

今回の措置の利点は、本人から相談がなくても、支援を必要としている可能性を保護者が早い段階で把握できる点だろう。特に検索行動が短期間に繰り返される場合、家庭内で会話を始めたり、必要に応じて専門的な支援につないだりするきっかけになり得る。

一方、検索内容だけで本人の危機度を正確に判断することは難しいかもしれない。
Metaも慎重さを優先して閾値を設定しているため、深刻な懸念がない場合でも通知される可能性を認めており、通知が多すぎれば有用性が下がるとしている。

また、子どもの検索行動を保護者へ知らせる仕組みは、安全確保に寄与する半面、本人のプライバシーや相談しやすさとの調整も欠かせないはずだ。
Metaは今後も利用状況を監視し、専門家や利用者からのフィードバックを基に調整を続ける方針であるが、実際にどの程度適切な介入につなげられるかが焦点となりそうだ。

Meta 「子どもがサポートを必要としていることを保護者に知らせる機能を日本でも導入」

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