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Lovableが4億ドル調達 AI技術で事業構築を支援し企業価値は133億ドルに

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2026年8月12日、AIによるソフトウェア構築基盤を手掛けるスウェーデンのLovableが、シリーズCで4億ドルの資金調達を実施したと発表した。同社の評価額は133億ドルに達している。

アイデアを即座に事業化 企業価値133億ドルのAI企業へ急成長

Lovableは現場の専門家が自らソフトウェアを作成できるプラットフォームを展開しており、今回メンロー・ベンチャーズやEQTなどの投資家から4億ドルを調達した。同サービス上ではすでに6000万件以上のプロジェクトが作成され、月間9億回以上の訪問数を記録している。フォーチュン500企業(※)の約3分の2に導入が広がるなど、利用は急速に拡大中だ。

これまでアイデアのシステム化には多額の資金と専門知識が必要だったが、同社はその壁を取り払った。利用者の約8割が収益化を目指す事業や副業として利用し、その3割以上が既に収入を得ている。アディダスやエヌビディアといった大企業でも、業務ツールの内製化や新製品開発に活用されている。

※フォーチュン500:米国の経済誌『フォーチュン』が毎年発表している、全米の総売上高上位500社の企業ランキングのこと。

海外では実効的な成果も相次ぐ。英国のWNTD社はアプリ構築により月額最大3万ポンドのコストを削減し、300万ポンドの資金調達に成功した。米Nursa社でも看護学校向け製品をわずか数日で構築し、開発速度を12倍に高めている。専門知識を持つ現場の人間が直接製品を作る流れが定着しつつある。

開発者の役割はどう変わるか プロトタイピングからセキュリティ統制へ

今回の調達を受け、同社は製品の自律化やAIエージェント規格「AIUC-1」の取得を進め、開発の枠組みを刷新する構想を示している。指示を待たず目的を自動処理するAIや各種モデルのマルチ統合、ポストトレーニング技術の投入により、エンジニアの作業領域は大きく変容する見込みだ。単純なUI実装や定型コードの記述はAIが肩代わりする時代へと突入している。

この変化により、エンジニアの役割は単なる実装者から、システムアーキテクチャの設計やセキュリティ統制、高度なガバナンス管理へとシフトすると推測される。非エンジニア主導の開発が増える中で、レガシーSaaSの統合やデータ連携の基盤整備を担うエンジニアの重要性はむしろ高まるだろう。

一方で、シャドーIT化によるコードの保守性低下やセキュリティホールといったリスクへの対応は急務となる。自律型AIを活用した開発プロセスをどう制御し、開発者としてのコア価値をどこに見出すか、ソフトウェアエンジニアリングのあり方そのものが問われる局面と言えそうだ。

Lovable 公式ブログ

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