LINEがNFTをプロフィールに設定可能に。LINE NFTの特徴とユーザーの反応まとめ

皆さんが日々当たり前のように使っているコミュニケーションツール「LINE」。
総ダウンロード数は10億件を超え、いまや国内の64%がLINEのアクティブユーザーという私たちの生活に必要不可欠なツールとなっています。
そんなLINEのプロフィールにNFTを設定できる機能が12月6日から正式リリースされました。
今回はLINEにNFTを設定する方法や、マーケットプレイス「LINE NFT」の特徴について解説していきます。
NFTをLINEのプロフィールに設定できるように

LINEの暗号資産事業やブロックチェーン事業を展開しているLINE Xenesis株式会社は、NFTマーケットプレイス「LINE NFT」において「プロフィールNFT」の正式版の提供を開始しました。
これにより「LINE NFT」のユーザーは、保有しているNFTを自身のLINEのプロフィール画像の代わりとして利用・表示できるようになります。
また、NFTをLINEのプロフィールアイコンに設定すると、アイコンには「NFT」と記載された特別バッジが表示されるユニークな仕組みもあるようです。
「プロフィールNFT」は、7月時点から体験版の提供が開始されていました。
以来1万6000点以上が販売され、そのうち約半数が実際にプロフィールアイコンに設定されるなどして実際に利用されているようです。
また、正式版ローンチを記念してプロフィールNFTや、プロフィールの背景に設定できる「オリジナル背景」を無料でプレゼントするキャンペーンも実施しています。
LINE NFTの特徴

今回LINEのプロフィールにNFTを設定できるようになり話題性が増したLINE NFTですが、どんな特徴があるのでしょうか。
主な3つに分けて解説していきます。
①日本円でNFTを取引できる
②LINE独自のブロックチェーンが使われている
③LINE BITMAX WalletでNFTを管理できる
それぞれ解説していきます。
日本円でNFTを取引できる
LINE NFTでは、マーケットプレイスで取引を始める際にLINEアカウントと連携して設定することができます。
それによって複雑な開設ステップが不要になることに加えて、LINE Payを介して日本円からNFTを購入することが可能です。
またLINE独自のブロックチェーン「LINE Blockchain」で提供される仮想通貨「LINK(LN)」でも購入できます。
決済手段が豊富なため、初心者でも扱いやすい仕組みになっています。
LINE独自のブロックチェーンが使われている
LINE NFTにはLINE独自のブロックチェーン「LINE Blockchain」が使われています。
LINE Blockchainは、コスモス(ATOM)の開発基盤となっている「Tendermint BFT(Benzantine fault Tolerance)」によって開発されており、イーサリアムとの相互運用も計画されているようです。
2022年8月にはSTEPNもLINE Blockchain上での開発を発表するなど注目をよせており、「LINE」で培った高いパフォーマンスと信頼性を兼ね備えた、LINEの技術基盤になっています。
LINE BITMAX WalletでNFTを管理できる
LINE BITMAX WalletはLINEユーザーなら誰でも簡単に作成できるウォレットサービスです。
シークレットフレーズや秘密鍵の管理などする必要がないため、NFT取引の初心者でも簡単に始められます。
LINE NFTで取引したNFTは、このLINE BITMAX Walletを使って管理します。
LINE NFTに関するユーザーの反応

プロフィールNFTに対して、ユーザーの反応を紹介します。
LINEが現状莫大な普及率を誇っていることから、LINE NFTの今後に期待する声もみられました。
一方で、LINE独自のチェーンでの展開であるがゆえの声も見られました。
参考文献
・サムネイルはこちらから引用
・LINE NFTより引用【LINE NFTとは】の記事はこちら
・LINE NFTより引用【LINE BITMAX Walletとは?】の記事はこちら
・トークンナレッジより引用【LINE NFT使ってみた】の記事はこちら
・Web担当者Forumから引用【LINEの利用者・普及率について】の記事はこちら
・あたらしい経済より引用【STEPNが「LINE Blockchain」上で開発へ】の記事はこちら
・Mediverseより引用【LINE NFTとは】の記事はこちら