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日揮グループ、AI活用と責任ある統制を両立する「AI基本方針」を制定 事業変革とガバナンスを両立

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2026年8月12日、日揮ホールディングスは「日揮グループAI基本方針」を8月7日に制定したと発表した。AIを重要な経営基盤技術と位置付け、業務高度化や新たな価値創出を進める一方、情報漏えいや知財侵害などのリスクを踏まえた統制を強化する。

AIを経営基盤に位置付け、事業変革を加速

日揮グループは、中期経営計画「BSP2030」と長期経営ビジョン「2040年ビジョン」の実現に向け、AIを経営基盤技術として活用する方針を明確にした。AIによって業務の高度化や生産性向上、意思決定の迅速化を図るだけでなく、同社が長年培ってきた技術・知識・経験を組織全体で継承し、新たな価値創出につなげる考えである。

背景には、総合エンジニアリング事業の競争力強化、機能材製造事業の成長、ソリューションビジネスの拡充といった事業戦略がある。AIを単なる業務効率化の手段としてではなく、事業変革を支える共通基盤として位置付ける点が今回の方針の特徴と言える。

AI活用拡大の一方、人的責任と統制を重視

AIの利用拡大には、情報漏えいや誤情報の生成、知的財産権の侵害、法令・契約違反などのリスクも伴う。そこで日揮グループは、AIによる判断や出力に対する最終責任は人間が負うことを原則とし、情報セキュリティや法令遵守、透明性・説明可能性、品質確保、公平性を重視したガバナンスを進める。

今後は、AIに関する教育・人材育成に加え、利用状況のモニタリングと継続的な改善を通じ、安全かつ信頼できる利用環境を整備する方針だ。「AIの導入速度」だけを追うのではなく、「適切なリスク管理」を組み合わせることで、グループ全体の成長と社会・企業価値の向上を両立できるかが焦点になると言える。エンジニアリング分野で蓄積した専門知をAIで横断的に活用できれば、将来的な競争力強化にもつながる可能性があるだろう。

日揮ホールディングス ニュースリリース

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