2026年7月22日、日本のロッテは、アルと共同開発した生成AIサービス「ビックリマンAIグッズメーカー」を7月29日に提供開始すると発表した。ユーザーの顔写真からビックリマン風のオリジナルキャラクターを生成し、名刺やTシャツなど多彩なグッズを制作できる、シリーズ初の取り組みとなる。
AIでビックリマン風グッズを制作可能に
ロッテが提供する「ビックリマンAIグッズメーカー」は、顔写真をアップロードすると生成AIがビックリマンの世界観に沿ったオリジナルキャラクターを作成し、そのデザインを使ったグッズを購入できるサービスである。提供開始は2026年7月29日正午を予定している。
商品は名刺のほか、Tシャツやアクリルキーホルダー、アクリルコースター、ACアダプターを用意。キャラクターは6種類のデザインからランダムで生成され、利用者ごとに異なるデザインとなるため、「世界に一つだけ」のグッズを楽しめる仕組みだ。
さらに、名刺購入者の約30人に1人へホログラム仕様の「キラキラ名刺」を追加で30枚同梱する特典を用意したほか、「ヘッド確約プラン」も販売する。同プランはキラキラ名刺400枚や限定缶バッジなどをセットにしたプレミアム商品で、1週間に3セット限定の先着販売となる。
今回のサービスは、2025年末に期間限定で実施した「ビックリマンAI名刺メーカー」の好評を受けて拡張された。前回は販売開始から平均4〜5分で完売する日が続き、SNSでも大きな話題を集めたことから、名刺だけでなく幅広いグッズ展開へ発展した。
ファン体験拡張とAI活用の広がりに期待
今回の取り組みは、生成AIによって利用者自身をキャラクター化し、人気IPの世界へ参加できる体験を提供する点が特徴と言える。従来は既存キャラクターを楽しむことが中心だったが、今後はユーザー自身がコンテンツの一部となる参加型サービスが広がる可能性がある。
企業側にとっては、AIを活用したパーソナライズ商品によって新たな収益機会を創出できるほか、SNSでの共有や口コミによる拡散効果も期待できる。一方で、AIが生成するデザインの品質維持やブランドイメージとの整合性、知的財産権への配慮といった課題への対応も求められるだろう。
生成AIは業務効率化だけでなく、エンターテインメントやキャラクタービジネスへも活用範囲を広げつつある。今回の事例が成功すれば、他の人気IPでも「自分だけの公式キャラクター」を制作できるサービスが増え、ファン参加型コンテンツの新たな潮流につながる可能性がある。
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