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Skyscannerが日本でAI旅行提案を開始 気分から旅先を選ぶ時代に

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年7月22日、Skyscanner Japan株式会社はAIを活用した旅行提案ツール「スマートサーチ」を日本国内で正式に提供開始すると発表した。
ChatGPT技術を応用し、ユーザーの感情や気分に基づいて旅行先を提案するこの機能が、日本市場でも本格的に展開される。

曖昧な気分も旅行提案に変えるAI機能が登場

Skyscannerが提供する旅行アプリに、生成AIを活用した「スマートサーチ」機能が加わった。
これはOpenAIのChatGPT技術を基盤に構築されたもので、アプリ内の検索ボックスに曖昧な要望を入力すると、AIがその“気分”を解釈し、最適な旅先を最大3件まで提案する。

具体的には「人の温かみに触れたい」「夜景がきれいで美味しいごはんが楽しめる30歳の誕生日旅行」といった直感的なリクエストに対応している。
提案にはイメージ画像や文化的背景、気候、現地の特色なども含まれ、ユーザーは感覚的な情報をもとに旅行先を選べる。
さらに、気に入った場所が見つかれば、アプリ内でそのまま航空券やホテルの検索・予約へと進める仕様になっている。

実際の活用例として、ポルトガル、日本、タイ、カナダ、台湾、韓国などの旅プランが提案されている。心温まる交流、読書、自然でのアクティビティ、手頃な海外旅行など、目的に応じてそれぞれの国が紹介された。

Skyscannerのチーフプロダクトオフィサー、ピエロ・シエラ氏は「スカイスキャナーは長年、“すべての場所から探す”という体験を提供してきました。今では世界中の旅行者の半数以上が、目的地を決めずに検索を始めています。」と語り、旅行スタイルの変化を強調している。

旅の意思決定が変わる 直感とAIが融合する新潮流

従来の旅行検索は「場所ありき」だったが、スマートサーチの登場により「気分からの旅」が現実的になったと言える。
シエラ氏によれば、日本でもすでに24%の旅行者がAIを旅程計画に活用しており、生成AIの浸透は加速度的に進んでいる。気分に寄り添うインターフェースは、旅のハードルを下げるだけでなく、ユーザーの選択肢を広げる結果につながっている。

一方で、提案内容がAIの学習データやアルゴリズムに依存することから、予測不能な提案や文化的ミスマッチが生じる可能性も否定できない。ユーザーにとっては「新しい発見」であると同時に、自己判断の重要性も求められる局面となるだろう。

とはいえ、直感とAIが融合した新しい旅のかたちは、今後の旅行市場におけるスタンダードになる可能性がある。
感性重視で行動する層にとって、感情に寄り添うAIは親和性が高い。加えて、働き方の多様化やワーケーションの普及により、「とりあえず行ってみる」「まず気分に合う場所を探す」といった需要はさらに拡大していくと予想される。

最終的には、「スマートサーチ」のような機能が旅のきっかけを多様化させるだけでなく、旅行という行動自体をより創造的で自発的な営みへと進化させる可能性がある。
AIによる“気分の翻訳”が、旅の出発点を根本から変えようとしている。

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