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SBI、ビットバンクを完全子会社化 CEO廣末氏は続投

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国内の暗号資産交換業者ビットバンクは、SBIホールディングスによる完全子会社化が完了したと発表した。廣末紀之CEOは続投し、「bitbank」のサービスへの影響はないとしている。

社外取締役3名が退任、SBI VCトレード社長が就任

2026年10月1日の発表によると、ビットバンクはSBIホールディングスによる完全子会社化に向けた一連の取引を完了した。MIXIおよびセレスからの自己株式取得が実行され、ビットバンクはSBIホールディングスの完全子会社となった。

今回の取引は、2026年6月25日に公表された基本合意書および株式譲渡契約に基づくものだ。これに伴って経営体制も変更され、SBI VCトレードの代表取締役社長を務める近藤智彦氏がビットバンクの取締役に就任した。
一方、廣末紀之氏は代表取締役社長CEOを続投し、SBI VCトレードの社外取締役に就任する予定である。

役員体制も変更され、都木聡氏、金山伸宏氏、久保田雅也氏は社外取締役を退任する。新体制では、野田直路氏と加藤正晃氏が取締役、寺田昌弘氏が社外取締役を務め、後藤淳氏、高木明氏、斉木愛子氏が社外取締役監査等委員となる。

ビットバンクはSBIグループの一員として、グループが持つ金融機能や顧客基盤、経営資源を活用し、暗号資産交換業を含むデジタルアセット関連事業の成長と顧客への提供価値向上に取り組む方針を示している。
なお、完全子会社化による「bitbank」のサービスへの影響はなく、利用者は従来どおりサービスを利用できる。

経営資源の共有がもたらす変化と課題

SBIグループの経営資源を活用できれば、ビットバンクの事業展開の幅が広がる可能性がある。特に、暗号資産だけでなくデジタルアセット関連事業まで視野に入れるなら、グループ内で知見を共有しやすい体制は強みになり得る。

また、廣末氏がビットバンクの経営を継続しながらSBI VCトレードの社外取締役に就任する予定である点も、両社の連携を考えるうえで特徴的だ。
双方の事業を知る人材が両社に関わるため、経営判断の面でも足並みがそろいやすくなることも考えられる。

課題として挙げられるのは、グループ内にSBI VCトレードとビットバンクという2つの暗号資産交換業が並ぶ点である。同じ領域で事業を営む会社が併存するため、利用者から見て両社の位置づけが分かりにくくなる恐れがある。

今後の焦点は、両社がどのように役割を分けるかに移っていく。
あわせて、グループの一員となったビットバンクが、自社のサービスをどう成長に結びつけるのかも注目点になりそうだ。

ビットバンク株式会社 プレスリリース

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