noteがGoogleと資本業務提携　生成AI活用とグローバル化を目指して約5億円を資金調達

2025年1月14日、note株式会社はGoogleとの資本業務提携を発表した。noteはGoogleから約5億円の資金を調達し、Googleの発行済み株式の約6.01%を取得することになる。この提携の主な目的はGoogleの生成AIを活用したnoteのプラットフォーム強化、グローバル化とされている。

提携の目的と期待される効果

noteはこの提携によって、Googleの生成AI「Gemini」を活用し、記事編集画面でのアイデア出し・文章要約・校正などの機能向上を目指していく構想だ。
また、Googleの広告ネットワークを活用したマネタイズ強化により、クリエイターの収益増加とnote全体の活性化も視野にいれている。
さらにGoogleのグローバルネットワークを通じてアジアや北米市場などへの国際展開を加速させることで、同サービスの認知度向上と新規ユーザー獲得を計画している。
今回の提携は、noteにとって技術革新と国際展開を進める重要な機会となり得るだろう。

今後の展望

noteの代表取締役は、Googleとの提携を「次のステージへ進むための大きな一歩」と位置づけ、クリエイターとユーザーにとってより良いサービスを提供することを約束した。

Google側もnoteの成長を支援し、新たな価値を共に創造していく意義深い提携であると述べている。Googleの支援は、noteにとって技術革新と国際展開を進める重要なチャンスとなるだろう。