SBI VCトレードとアプラスは、法人・団体等の代表者や個人事業主向けに「SBI VISAクリプトカードBIZ」と「SBI VISAクリプトカード ゴールドBIZ」の発行を開始した。
利用額に応じたポイントを暗号資産へ自動交換でき、記念キャンペーンも実施する。
事業費決済でBTC・ETH・XRPを自動還元
SBI VCトレードとアプラスは2026年10月1日、法人・団体等の代表者および個人事業主を対象とする「SBI VISAクリプトカードBIZ」と「SBI VISAクリプトカード ゴールドBIZ」の発行を開始した。
契約形態は個人契約だが、支払い口座には法人・団体等名義の口座、または個人事業主本人名義の口座を設定でき、事業費決済に利用できる。
申込時にはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エックスアールピー(XRP)の3種類から1つを選択する。
カード利用で貯まったポイントは月1回、選択した暗号資産へ手数料無料で自動交換される仕組みだ。
利用にはSBI VCトレードのVCTRADEサービス口座の個人口座が必要となる。
通常還元率はスタンダードが0.5%、ゴールドが1.0%で、リボルビング払い利用時はそれぞれ0.3%が上乗せされる。
ゴールドBIZには、暗号資産やステーブルコイン(※)を使った取引や資産活用を専属担当者が支援する「暗号資産コンシェルジュサービス」も付帯する。
発行記念キャンペーンとして、11月30日までにカードを申し込み、年内にカードが発行されると、最大1,500円相当の暗号資産がプレゼントされる。
さらに、2027年1月5日までの利用額に応じ、最大3万円相当の暗号資産が追加還元される。
※ステーブルコイン:法定通貨など特定の資産と価値を連動させることで、価格の安定を目指す暗号資産の一種。送金や決済などでの活用が期待されている。
経費決済と暗号資産保有をつなぐ新たな選択肢
今回のBIZカードは、日常的な事業支出を暗号資産の取得につなげられる点が大きな特徴と言える。
広告費や備品購入などの出費を本カード決済に集約させれば、追加の購入操作をせずにBTCなどを継続的に受け取れるため、暗号資産を長期的に積み立てたい事業者には利便性が高くなるだろう。
一方、還元されるのは価格変動のある暗号資産であり、受け取った時点の価値が将来も維持されるとは限らない。
また、申込時に選べる暗号資産は1種類に限られるため、資産の選択や保有方針については慎重な判断が求められそうだ。
それでも、クレジットカード決済と暗号資産サービスを一体化した仕組みは、事業者が暗号資産に触れる入口を広げる可能性がある。
特にゴールドBIZでは専属担当者の支援も用意されているため、単なるポイント還元を超え、事業者向けの暗号資産活用サービスへ発展する余地があると言える。
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