株式会社マーキュリーは暗号資産販売所「CoinTrade」でSlash Vision Labs(SVL)の取扱いを開始した。これにより、取扱銘柄は25種類に拡大。購入額5%還元などの記念キャンペーンも実施される。
SVL取扱いは国内初 積立に対応、レンディングも予定
マーキュリーは2026年8月19日、CoinTradeにおいてSlash Vision Labs(SVL)の取扱いを開始した。同社が国内の暗号資産交換業者による公開情報を確認した結果によると、SVLの取扱いは国内初だという。
これにより、CoinTradeの取扱暗号資産は25種類となった。
SVLはERC-20規格に基づき、Mantle Network上で発行されているSlashエコシステムのガバナンストークン(※)である。
暗号資産決済の実用化を目指すプロジェクトが発行しており、日本の法規制に準拠したステーブルコイン担保型クレジットカード「Slash Card」の開発でも注目を集めている。
今回の取扱開始に伴い、SVLはCoinTradeの通常購入だけでなく、2025年6月11日に提供を開始した積立機能でも利用可能となった。さらに「CoinTrade Lending」では、近日中にSVLのレンディングサービスが開始される予定である。
加えてマーキュリーは、国内初取扱いを記念したWキャンペーンも開催する。
2026年8月19日から9月2日まで、1万円以上の暗号資産購入者には、購入金額の5%相当、上限5,000円相当のSVLが還元される。
さらに2026年8月19日から9月30日まで、1万円以上の暗号資産購入者から抽選で5名に、10万円相当のSVLトークンがプレゼントされるという。
Slash Fintech LimitedのCEOであるShinsuke Sato氏は、「今後はCoinTrade様との連携をさらに深め、SVLの利用機会とユーティリティを広げることで、コミュニティの皆様にこれまで以上に便利で価値ある体験をお届けしてまいります。」との考えを示している。
※ガバナンストークン:ブロックチェーン上のプロジェクトにおいて、運営方針などに関する意思決定への参加などに用いられるトークン。
国内アクセス向上がSVLの普及を後押しする可能性
本件のメリットは、国内ユーザーがSVLへアクセスしやすい環境が整う点だろう。CoinTradeでの通常購入に加えて積立にも対応したことで、一度に購入するだけでなく、一定額を継続的に購入する選択肢も生まれるはずだ
今後予定されているレンディングまで加われば、国内におけるSVLの利用方法はさらに広がると考えられる。
一方で、国内初の取扱いになったことやキャンペーンによる還元が、SVLそのものの価値を保証するわけではない。暗号資産である以上、価格変動の影響を受けるため、5%還元や抽選特典だけを目的とした購入にはリスクが伴う。
取扱開始を普及の起点としつつ、実際のサービス利用につなげられるかが重要になりそうだ。
とはいえ将来的には、Slash Cardなどの関連サービスとの接点が増えることで、SVLは単なる投資対象から、実用性を持つトークンへ発展する可能性もある。
今後、CoinTradeとの連携を通じてユーティリティをどこまで具体化できるかが、SVLの存在感を左右しそうだ。
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