米OpenAIは開発支援ツール「Codex」と「ChatGPT Work」の5時間ごとの使用制限を一時的に撤廃した。対象はPlus・Pro・Businessの有料プランで、同社製品責任者がX上で発表した。
有料3プランの5時間使用制限を一時撤廃
今回の発表は、OpenAIの製品責任者ティボ・ソティオ氏が2026年7月12日にX上で明かした三つの更新のうちの一つである。
ソティオ氏が明らかにした更新は、5時間枠の制限撤廃、推論効率の改善、使用枠を回復できるリセットの付与の三つである。
柱となるのは、Plus・Pro・Businessの各有料プランを対象とした5時間ごとの使用制限の一時撤廃だ。これにより利用者は、短い時間枠で作業を区切られることなく、長時間の連続作業を進められるようになった。
さらに同社は、消化済みの使用量をその場で回復させる「バンク式リセット」を配布した。リセットの付与対象は当初の50万ユーザーだったが、その後、不具合対応として特定の2時間にボタンを押した全員に補填としてのリセットが付与されたという。
恒久化は不透明も利便性は向上
今回の措置は、開発者や知識労働者にとって明確な追い風になると言える。リポジトリの移行や複数ファイルの改修、長時間の調査といった、短い区切りに収まりにくい作業ほど恩恵は大きい。
効率化により同じ枠でより多くの処理をこなせるようになる点も、実務上の価値は小さくない。
一方で、留意すべき点も残る。この撤廃はあくまで「一時的」と位置づけられており、いつ元へ戻るか、あるいは恒久化されるかは現時点で公表されていない。
今回の制限緩和は、新モデル公開直後の需要急増に対応し、有料ユーザーの不満や離脱を抑える措置とも位置づけられる。一時措置で得られた利用データを踏まえ、5時間枠を恒久的に撤廃するのか、週次上限を含む制度全体を見直すのかが今後の焦点となる。
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