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レッサーパンダ「風太」の3D・NFT化が決定 千葉市動物公園と協働

PlusWeb3 編集部
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パシフィックコンサルタンツは千葉市動物公園と協働し、レッサーパンダ「風太」の3D・NFT化を決定した。国内の地域資源をデジタル化する取り組みで、誕生日記念の3DカードNFTも期間限定で販売する。

風太の姿を高精細3DでNFT化

2026年7月3日、千葉市動物公園を代表するレッサーパンダ「風太」が、3DデータとNFT(※)として展開されることが発表された。パシフィックコンサルタンツは、同園と進める「千葉市動物公園NFTコレクション」の一環として、風太を高精細に再現した3D・NFTを制作し、2026年秋ごろに販売する予定だ。

販売形態は、誰でも購入できる通常版と、事前に3DカードNFTを購入した人だけが対象となる限定版の2種類を想定している。限定版は通常版とは異なるポーズに加え、シリアルナンバー入りの特別仕様となる見込みで、一般販売は行われない。

風太は2003年7月5日生まれで、2005年ごろに後ろ足で立つ姿が全国的な話題となった。23歳は国内でも有数の長寿とされ、現在も同園の象徴的存在である。

3DカードNFTは「風太」23歳の誕生日記念商品として、2026年7月27日から8月31日まで特設サイトで販売される。価格は税込500円で、購入者には秋ごろ販売予定の風太3D・NFT限定版の購入権が付与される。

※NFT:ブロックチェーン上で発行される代替不可能なデジタル証明。画像や3Dデータなどの所有・来歴を記録できるが、著作権そのものを必ず移転するものではない。

収益化と体験拡張の試金石に

背景には、千葉市と同社が2025年4月に締結した協定がある。目的は、地域資源のデジタル化による魅力発信と新たな収益創出だ。
売上の一部は同園の運営や発展に活用される予定であり、動物園に来園していない層との接点づくりにもつながる可能性がある。

一方で、NFTは一般消費者にとって仕組みが分かりにくく、購入後の価値や利用方法が伝わらなければ一過性の話題に終わりかねない。Googleアカウントでログインできる特設サイトを用意するなど、導線の工夫はなされているが、継続的な体験設計が成否を分けるだろう。

今回の取り組みは、自治体・動物園・民間企業が地域資源をWeb3領域に接続する事例である。風太という認知度の高い存在を起点に、運営支援とデジタル所有体験をどこまで結び付けられるかが、今後の波及を左右すると考えられる。

パシフィックコンサルタンツ プレスリリース

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