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    メタバースゲーム「元素騎士オンライン」、O-MOTION導入で不正アカウントが約7分の1に減少

    2025年5月12日、不正ログイン検知サービス「O-MOTION」の導入事例が公開された。日本国内で展開されるメタバース型ブロックチェーンゲーム「元素騎士オンライン」への導入例であり、不正アカウント登録が約7分の1に減少したことが報告された。

    目次

    O-MOTION導入がもたらした運営環境の刷新と不正対策の転機

    2022年にリリースされたMMORPG「元素騎士オンライン」は、ファンタジー世界に独自の経済圏を築き、NFTや暗号資産を活用できることから注目を集めてきた。現在、同ゲームは30万人以上のユーザーを抱え、メタバースにおけるプレイヤー主導型のエコシステムを展開している。

    その一方で、BOTによる自動攻略や同一人物による複数アカウントの作成といった不正行為が後を絶たず、ゲームバランスと経済圏の健全性が揺らぎかねない事態となっていた。こうした背景から、運営元であるウインライトは、不正ログイン検知サービス「O-MOTION」の導入を決定した。

    O-MOTIONは、株式会社かっこが提供する不正アクセス検知サービスであり、端末特定技術やIPアドレス分析、BOT判別、ネガティブリスト照合といった複数のロジックを組み合わせることで、高精度な検知を実現している。
    不正アクセスが行われるログイン画面や登録画面に対してリアルタイムで監視を行い、なりすましやBOTの動きを瞬時に察知する機能を備える。

    導入効果は明確だ。
    O-MOTIONの運用開始前には、月間アカウント登録の約3~4%が不正と判断されていたが、導入後は0.5%未満にまで減少したと公表されている。
    開発面でも、専用ソースコードを埋め込むのみという簡易な工程で、1~2週間という短期間での導入が可能だったという。

    ゲーム運営の信頼性向上と、今後のWeb3ゲームへの波及効果

    ウインライトの担当者は、「O-MOTIONの導入により、不正対策を安心して任せられるようになった」と述べており、今後はサービス拡張やユーザー体験の向上にリソースを集中できる見通しであるという。
    これは、メタバース型ゲームにおいてセキュリティとUX(ユーザー体験)の両立を図る上で、重要な前進と評価できる。

    今後、「元素騎士オンライン」ではさらなる不正対策の強化が進むと予測される。O-MOTIONの導入によって得られた運営体制の強化を背景に、NFT機能の拡張やイベント連動型の経済システムの導入が計画されている。これにより、ユーザー体験の向上が期待され、プレイヤー主導型のエコシステムがさらに発展する可能性が高い。

    O-MOTIONの成功事例は、他のWeb3ゲームにも波及効果をもたらす可能性がある。
    国内外のゲーム開発者がこの取り組みを参考にし、セキュリティ対策の重要性を再認識することで、業界全体の信頼性向上につながると考えられる。
    今後の展開にも引き続き注目していきたい。

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