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NFTで農家応援、農家とファンの繋がりを創出するMetagri研究所

日本における農業課題は、高齢化による農業人口の減少、荒廃農地の増加、食料自給率の減少等多岐に渡ります。
そこで、農業の課題を解決すべく「農業×Web3」で農業をアップデートするための、ブロックチェーン・メタバース・NFTを農業に掛け合わせた実証実験コミュニティである「Metagri研究所」が誕生しました。

Metagri研究所ではWeb3領域にて多くの施策を実施しており、農業における新たな可能性を示唆しておりますので考察します。

目次

Metagri研究所とは

Metagri研究所は「農業×ブロックチェーン」をキーワードに〝持続可能な農業〟の実現に取り組む「DAO(自律分散型組織)」を目指したコミュニティです。 失敗を恐れずに、新たな社会実験に取り組む姿勢を大切にしたいという意味を込めて「研究所」としているとのことです。

また、DAOにより生産者と消費者を相互的にコミュニケーションできるように繋げることで、消費者から気軽にフィードバックを得る機会を創出しています。産直ECサイトを運営している生産者は多くいますが、消費者からのフィードバックを得る機会が少なく、集客に繋がらず売上に結びつかないケースがありました。そこで、Metagri研究所はその課題を解決しようとしています。

生産者がこだわって生産した農産物を活用したサービスづくりや新たな事業構築/拡大に貢献することで、〝持続可能な農業〟の実現を目指しています。

また、NFTにより、新たに取り扱う農産物の優先購入権を販売する等、農業においてこれまで価値が可視化できていなかったものを可視化しています

https://metagri-labo.com/

Metagri研究所内のプロジェクト

Metagri内では多くのプロジェクトが立ち上がり多方面から農業の課題をWeb3で解決しているいますので、それらの一部をご紹介します。

生産者さんとの共同プロジェクト

生産者さんとの共同プロジェクトとして、NFTを用いた施策を多く実施しています。
第1弾として、2022年4月に「スイカNFTプロジェクト」を立ち上げ、熊本県のしまだスイカ農園と共同で20体限定をジェネラティブNFT『MetagriLabo Suica Collection (略称: MLSC) 』を発行し、購入頂いた方へ実際にスイカをお届けする等NFTを実際の農作物と紐付けています。また、MLSCホルダー限定のコミュニティチャンネルも提供しており、活発な意見交換や農家さんと直接繋がれる機会も提供しています。

主なNFT購入者の特典は下記

・新たに取り扱う農産物の優先購入権
・Metagri研究所内イベント参加権(新たな農業実験企画、メタバース空間でのマルシェ)
・Metagri研究所が販売するNFTの先行案内
・農業メタバース空間にMLSCホルダー名やアイコンの展示。

Metagri研究所マルシェ出店サービス

生産者と消費者をdiscord内で相互にコミュニケーションを取ることができる機会を創出しており、生産者のタイプにより主に2つにサービスが分かれています。

直売所ベーシックプラン

生産者がすでに活用しているECサイトを活用している場合に、discordとそのECを繋げ、discordに出店するプランとなります。

無料で利用可能なものは下記となります。
・Discord直売場への出店及び維持にかかる費用
・Metagri研究所のリソースを活用しない、生産者独自企画イベントの開催及び通知費用
・Metagri研究所のリソースを活用しない、NFT販促活動費用

直売場オプションプラン

「ECサイトを持っていないが、直販してみたい!」「Metagri研究所のリソースを利用させてほしい」など、生産者それぞれのご要望に応じて提供するプランとなります。

主なサービスは下記となります。(費用は要相談)
・Metagri研究所に在籍するデザイナーを巻き込んだNFT販促活動
・Metagri研究所に在籍するメンバーを巻き込んだイベント・企画開催及び通知
・生産者独自のWebサイト、ECサイトの構築及び継続的なMetagri研究所での運営
・農業コンサルタント etc

Metagri研究所のNFTについて

Metagri研究所は創業200年の熊本県山都町のトマト農家「梶原耕藝」と共に、トマト×NFTプロジェクト「MetagriLabo Tomato Collection(略称:MLTC)」を開始しています。

MLTCでは、「顧客と農家の新たな関係性づくり」を目的とし、具体的にNFTは応援・スポンサーの役割で購入者には下記梶原耕藝の特典を得ることができます。

NFT購入により受けられるメリット

・梶原耕藝の農園におけるトマトの苗木への命名と名札設置
・メタバース空間内へのスポンサー名の表記
・Metagri 研究所主催のセミナーへの無料参加券
・ドローンによるリモート観光農園へご招待
・梶原耕藝の農園体験
・トマトレシピコンテスト参加権とトマトレシピ集 (電子版)
・オリジナルアバター制作

https://opensea.io/collection/metagri-labo-collection
https://metagrilabo.com/mltc/

Web3×農業の可能性

上記Metagri研究所の様々な施策から、「Web3×農業」の可能性に関して下記します。

生産者と消費者の直接の繋がり

Discord等でDAOを創り、生産者と消費者を直接繋げ相互的に気軽にコミュニケーションできる場所を創出することで、生産者が消費者から気軽にフィードバックを得ることができる機会を創出することができます。
これにより、生産者は消費者が求めているものをよりキャッチしやすくなり、消費者の意見を商品に活かすことができます。
また、消費者からしても生産者の顔が見えるのみならずコミュニケーションを取ることができるため、商品に対する信頼も上がっていきます。

生産者の応援としてのNFT

生産者を応援するためのNFTを発行し、消費者がそのNFTを購入することで生産者を応援することができます。
NFTの特典として農作物の苗木への命名や名札設定、農園体験といった消費者からしても嬉しいコト体験をつけることで、生産者と消費者共にWin-Winの関係を構築することができます。また、消費者はそのNFTを所持しているだけで、その生産者を応援したこと証明できるという新しい体験を得ることができます。

Metagri研究所の展望

Metagri研究所は、今後も「農業×Web3」で農業をアップデートするというビジョンの下、農業の新たな形の事例を創っていくという姿勢が伺えます。現在新たなプロジェクトとして「Web3を掛け合わせたマンゴーによる地域活性化」というプロジェクトも立ち上がっています。

このように「農業×Web3」の事例を多く創り、新たな農業のあり方を創出して行っています。
ぜひ、新たな農業の形を体験したい人はMetagri研究所の公式Discordに参加して見て下さい。

Discord
Discordサーバー「Metagri研究所」に参加しよう! DiscordでMetagri研究所コミュニティをチェック! 941人のメンバーと交流し、無料の音声・テキストチャットを楽しみましょう。

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参考文献

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