LINE NEXTが1月22日に「Dapp PORTAL」をリリース 気軽なWeb3体験を提供

LINE NEXTは2025年1月22日、LINEメッセンジャーを基盤とした新しいポータルサービス「Dapp PORTAL」を正式にローンチした。このポータルは、ユーザーがLINEメッセンジャー内でさまざまなミニDapp(分散型アプリケーション)を利用できるプラットフォームである。
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「Dapp PORTAL」のコンテンツ
Dapp PORTALでは、ゲームやライフスタイルアプリを含む30種類のミニDappが提供される。ユーザーはWeb3の報酬システムやトークン取引を体験でき、ソーシャルログインを通じてウォレットの作成や資産管理を簡単に行うことが可能だ。
また、LINE NEXTとKaia財団が共同で推進する開発者支援プログラム「Kaia Wave」を通じ、昨年9月から3ヶ月間で、800以上のチームがミニDappとしてリリースを目指すプロジェクトに応募した。
このうち、来年上半期までに150以上のプロジェクトが公開される予定であり、その後も段階的にさまざまなプロジェクトがリリースされる予定だ。人気アニメ「クレヨンしんちゃん」や「キャプテン翼」をテーマにしたゲームも初期リリースに含まれている。
今後の展望
LINE NEXTはDapp PORTALを通じて、Web3サービスへのアクセスを容易にし、ユーザーが新しいデジタル体験を楽しめるようにすることを目指している。特にアジア市場におけるLINEの広範なユーザーベースを活用し、さらなるアプリケーションの追加や機能の拡充を計画中だ。