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恋活ユーザーの自己紹介が変わる 「株式会社タップル」が生成AIで文章作成を自動化

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2026年2月25日、マッチングアプリ「タップル」を運営する株式会社タップルは、生成AIを活用した新機能「AIプロフィール生成」の提供開始を発表した。利用実績データを基に自己紹介文を自動提案し、マッチング率向上を図る取り組みである。

独自データ活用のAI文章生成

「AIプロフィール生成」は、プロフィール編集画面の「AIで魅力的な自己紹介を作る」ボタンを押すことで起動する。利用者が登録した趣味タグ、性格、理想の関係性、休日の過ごし方などの情報を基に、生成AIが「おすすめ・カジュアル・丁寧」の3種類の自己紹介文を提示する仕組みだ。

同社によれば、自己紹介文を登録している利用者は未登録者と比較して「いいかも」の受信数が約2.5倍に達する。一方で、十分な文量を記載している新規利用者は男女ともに約3割にとどまっていた。

何を書けばよいかわからない、文章作成が苦手といった声が多く、自己紹介文の未整備がマッチング機会の損失につながっていたという。

そこでタップルは、マッチング率やメッセージ返信率などの利用実績に基づく独自データと生成AIを組み合わせ、個々の魅力を自然に引き出す文章生成を実現した。

入力情報に氏名や電話番号などの個人情報は含まれず、生成AIの学習にも利用されないと説明している。

マッチング体験の高度化と課題

本機能の最大のメリットは、自己表現の心理的ハードルを下げる点とプロフィール文の作成における省力化にある。プロフィール情報の充実はアルゴリズムによる推薦精度向上にも寄与し、結果としてマッチング率やメッセージ継続率の改善が見込まれる。AIを「意思決定に寄り添う伴走者」と位置づける戦略は、ユーザー体験の底上げにつながる可能性が高いと考えられる。

一方で、生成文の均質化というリスクも無視できない。似通った表現が増えればユーザーごとの差別化が難しくなり、実像以上に整った文章が期待値を過度に高める恐れもある。AI依存が進めば、自己開示の主体性が弱まる懸念も生じるだろう。

独自データと生成AIを融合させた今回の取り組みは、恋活・婚活市場におけるAI競争の本格化とサービスの拡充を示すシグナルであると言える。

今後は会話支援やデート設計などへの拡張も期待でき、マッチングアプリは出会いの場から関係構築を設計するプラットフォームへ進化していく可能性があるだろう。

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