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    N高グループ、生成AI×探究学習で社会課題に挑む新カリキュラム始動

    タッチパネル、AI、

    2026年1月6日、学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高グループは、生成AIを活用した探究学習の新カリキュラムを開始したと発表した。
    日本国内の高校教育において、AIと実社会の課題解決を結び付けた取り組みとして注目できる。

    目次

    N高グループ、生成AI活用の探究学習を本格展開

    学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校・S高等学校・R高等学校は、探究学習「プロジェクトN」の新カリキュラムを開始した。

    プロジェクトNは2017年から続く課題解決型の学習プログラムで、企業や自治体と連携し、実社会に存在するテーマを教材とする点を特徴としている。

    今回のカリキュラムでは三つのプロジェクトが用意された。「AI・テクノロジーを駆使した未来のアイデア発想チャレンジ」は、通学コースの発展クラスを対象に2026年1月7日から3月18日まで実施される。
    福祉や医療、教育、環境などの社会課題をテーマに、生成AIを活用して解決策を考案し、プレゼン資料としてまとめる内容である。講師にはチームみらいの安野貴博氏と高山聡史氏が参加する。

    オンライン通学コースでは、アニメ業界の魅力を10代に伝えるPR施策を企画する「アニメ業界の魅力発信プロジェクト」を実施する。作家・プロデューサーの井上伸一郎氏を講師に迎え、業界関係企業と連携しながら広告制作に取り組む。

    さらに通学コース基礎クラスでは、若年層の就農促進をテーマに「農業アイテムプロデュース」を行う。

    いずれのプロジェクトも成果物の社会的発信を前提としており、学習と現実社会を接続する設計となっている。

    AI時代の高校教育モデル 期待と課題

    今回の取り組みの最大の特徴は、高校での教育カリキュラム段階から生成AIを思考と表現の手段として位置付けている点だと言える。
    単なる操作習得ではなく、課題設定から解決策の構築、他者への説明までを一貫して経験することで、実社会で求められる応用力の育成が期待できるだろう。

    一方で、AI活用に関するリテラシー格差や評価基準の難しさといった課題も浮かび上がる。生徒自身の思考プロセスを可視化し育むためにも、生成AIに依存しすぎない体制づくりが求められそうだ。

    N高グループは過去にグッドデザイン賞やキャリア教育アワードを受賞しており、社会と接続した学びへの評価は高い。
    生成AIを組み込んだ今回の探究学習が、AI時代の高校教育の一つの標準モデルとなるかどうかは、今後の成果と波及効果にかかっていると言える。

    N高グループの探究学習『プロジェクトN』にて、 生成AIを活用した社会課題解決やアニメ業界のなり手不足を解消するPR広告制作などのカリキュラムを開始

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