楽天ウォレット株式会社は、暗号資産取引サービスにおいてXRPを含む5銘柄を同年4月15日より新規取扱開始すると発表した。
楽天ポイント連携や決済利用を強化し、暗号資産の実用性拡大を図る。
XRP含む5銘柄を同時上場
2026年4月7日、楽天ウォレットは15日より、現物取引サービスにおいてXRP(エックスアールピー)、Dogecoin(ドージコイン)、Stellar Lumens(ステラルーメン)、Shiba Inu(シバイヌ)、Toncoin(トンコイン)の5銘柄を新たに追加すると発表した。
楽天ウォレットは、国内外での需要の高さや顧客からの要望が多い5銘柄を、新たに現物サービスの取扱対象に追加する。
利用者は楽天ポイントを暗号資産と交換できるほか、保有資産を「楽天キャッシュ」にチャージすることで、決済アプリ「楽天ペイ」を通じて日常の支払いにも活用可能となる。
こうした仕組みにより、追加5銘柄についても、取引に加えて楽天グループの各種サービスで活用できるようになる。
特にXRPは、決済・送金分野での活用が期待され、国内外で高い需要を持つ銘柄として今回の取扱対象に加えられた。
また、同社は取扱開始を記念し、一定額以上のXRP購入者に対する還元や抽選特典を含むキャンペーンを実施する。
暗号資産の生活化は進むか 利便性とリスクの均衡
今回の取り組みは、暗号資産の利用が生活領域へと広がる可能性がある。
楽天ポイントやキャッシュとの連携により、従来は限定的だった利用機会が日常へ浸透し、ユーザー体験の向上につながると見込まれる。
特に既存ユーザーにとっては、新たな学習負担を抑えつつ活用できる環境が整うと考えられる。
一方で、価格変動の大きさという本質的なリスクは依然として残るだろう。
決済用途としての利用が進んだ場合でも、資産価値の変動が実用性を損なう可能性があり、安定的な通貨としての位置付けには課題が残る。
また、複数銘柄の同時展開は利便性を高める反面、初心者にとっては選択の難易度を押し上げる懸念もある。
今後は、利便性とリスクの最適なバランス設計が普及の分岐点になると考えられる。
大規模な経済圏が暗号資産を日常サービスに組み込む動きは、市場拡大を後押しする可能性が高い。
一方で、価格安定性の確保や制度整備が追いつかなければ、利用は限定的にとどまる可能性もあり、制度と市場の両輪での進展が求められるだろう。
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