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    トゥモロー・ネット、Qeek AI Orchestrator発表 AIエージェント導入を支援

    2025年7月17日、トゥモロー・ネット(東京)は、企業向けに複数のAIエージェントを簡易に導入・運用できるアプライアンス製品「Qeek AI Orchestrator」を発表した。
    9月4日から提供を開始し、社内ネットワークでの安全なAI活用を支援する。

    目次

    オンプレミスAI導入を簡易化 Qeek AI Orchestratorが登場

    トゥモロー・ネットが発表した「Qeek AI Orchestrator」は、複数のAIエージェントを連携させ業務自動化を支援する「CAT.AI マルチAIエージェント(※)」を内蔵したアプライアンス製品である。
    同製品は、オンプレミス環境におけるAI導入時の煩雑な要件定義やハードウェア選定を不要にし、初期設定と簡単なフォルダー指定のみで運用を開始できるのが特長だ。

    企業がクラウド型生成AIに対して情報漏洩の懸念を抱く中、Qeek AI Orchestratorは社内LAN上での稼働を前提とし、機密情報を外部に出さずにAIを活用できる。
    とくに人事などの機密度の高い業務領域での活用を想定している。

    Qeek AI Orchestratorは、GPU非搭載の「スターター」、高性能GPUを内蔵した「スタンダード」、GPUを8基搭載した「スケール」の3タイプを展開する。
    初期費用は200万円から、月額は15万円からの料金体系となっている。

    クラウドおよびオンプレミスの両環境に対応しており、「スターター」ではクラウド経由でGPUを利用できる一方、「スタンダード」と「スケール」では、オンプレミスにGPUリソースを設置して処理を行う。

    ※CAT.AI マルチAIエージェント:トゥモロー・ネットが提供する業務特化型AIエージェント群。

    企業内AI導入の橋渡しに 安全性と柔軟性の両立が鍵

    今後、「Qeek AI Orchestrator」は、企業内AI導入の橋渡し役として、その存在感を一層高めていく可能性がある。
    クラウドを介さず社内完結型で運用できる特性は、情報漏洩リスクへの懸念が根強い企業、特に人事・経理などの機密領域において高い需要が見込まれるだろう。

    一方で、アプライアンス型特有の課題も浮上しやすい。
    クラウド型に比べてAIモデルのアップデートや新機能の取り込みが遅れるリスクがあり、将来的には運用面の柔軟性が重要な評価軸になるとみられる。
    また、社内ネットワークを前提とする運用では、自社インフラの整備やセキュリティ維持のコストが継続的に発生するため、導入にあたっては長期的な体制構築が不可欠となる。

    こうした背景から、「Qeek AI Orchestrator」には今後、クラウドとのハイブリッド化や、リモートからのモデル更新機能の拡張など、進化的なアプローチが求められるだろう。
    安全性と即応性をいかに両立させるかが、製品価値を左右すると考えられる。

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