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    TSMC、第2四半期純利益が過去最高 AI特需で60%超の急増

    2025年7月17日、台湾の半導体受託製造最大手TSMCが発表した第2四半期決算で、純利益が前年同期比60.7%増の過去最高を記録した。
    生成AI向け需要の拡大が業績を押し上げ、市場予想を大きく上回る結果となった。

    目次

    生成AI向け半導体需要が急拡大、業績けん引

    第2四半期のTSMCの純利益は3,983億台湾ドル(約135億ドル)となり、アナリスト予想の3,779億台湾ドルを大きく上回った。
    生成AIアプリケーション向けの先端半導体受注が急増し、同社は5四半期連続で2桁の増益を達成している。

    魏哲家CEOは、米エヌビディアが中国市場への半導体供給を一部再開したことを受け、「TSMCにとっても非常に良いニュースとなる」とコメント。
    一方で、米国の対中関税措置や台湾ドル高による利益率の低下が、今後の業績に影を落とす可能性も指摘した。

    第3四半期の売上高は318〜330億ドルを見込み、前年同期比で最大約40%の増収を予想。
    通期売上高も当初の「20%台半ば」から「約30%増」に上方修正された。

    TSMC、生成AIで急成長も 為替・地政学リスクが足かせに

    TSMCの第2四半期決算は、生成AI特需による急成長を示す象徴的な結果となった。
    米エヌビディアをはじめとする主要顧客からの先端半導体受注が業績を強く押し上げたとみられる。
    また、TSMCは米国や日本への工場投資を進めており、熊本での第2工場も年内に着工予定。今年の設備投資額は最大420億ドルを維持する計画だ。

    一方でリスクも浮上している。
    生成AI需要が過熱気味との懸念や、米中対立による貿易リスク、台湾ドル高による為替差損などがTSMCの収益に影を落としており、今後の業績に不透明感が広がっている。

    TSMCは生成AI需要を追い風に成長を続け、第3四半期も大幅な増収が見込まれている。
    一方で、成長を持続させるには、リスク分散や柔軟な収益構造の構築が不可欠となる。

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