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    岡山県、AIインフルエンサー「ももね」を起用 子宮頸がんや梅毒の啓発をSNSで強化

    2025年7月15日、岡山県は生成AI技術を活用したキャラクター「ももね(御瀬 桃音)」を発表した。
    SNSを通じて、若年層に向けた子宮頸がんや梅毒の正しい知識の普及を図る。
    誤情報への対策として、自治体によるAI活用の新たな取り組みが始まった。

    目次

    AIキャラ「ももね」、性に関する正確な情報発信担う

    岡山県は、若者への子宮頸がん予防や性感染症対策の一環として、AIインフルエンサー「ももね(御瀬 桃音)」を起用した情報発信を7月15日から本格化させた。
    生成AI技術を用いて開発されたこのキャラクターは、Instagramを主な発信手段とし、HPVワクチン(※)の正しい知識や梅毒の流行状況などを紹介する。

    県によれば、SNS上ではHPVワクチンに関する誤情報が拡散しており、若年層を中心に不正確な認識が広がっている現状が課題とされている。
    そこで、誤解を未然に防ぎ、親しみやすく発信できる存在として「ももね」が開発されたという。

    名前の「御瀬」は「未然に防ぐ」に由来し、髪色は岡山の自然や桃をイメージ。
    制服は県特産のデニム生地、ヘアピンには岡山県の形をあしらうなど、地域要素も随所に盛り込まれている。

    「可愛い見た目だがズバッと言う」性格も、若者に刺さる表現を意識した設計とみられる。

    ※HPVワクチン:ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐためのワクチン。主に子宮頸がんの予防に用いられる。

    Instagram(@momone_okayamapref):http://instagram.com/momone_okayamapref/

    AI×ビジュアル発信、行政情報の新たなスタンダードに

    岡山県が導入したAIインフルエンサー「ももね」は、今後、性感染症対策における自治体発信のあり方を大きく変える可能性がある。
    センシティブなテーマである子宮頸がんや梅毒といった情報に対し、心理的な障壁を下げられるとみられる。
    キャラ設定やビジュアルへの工夫、SNSという媒体選定も、共感性と拡散性を高めるだろう。

    一方で、AIが情報を発信するうえで、その内容の正確さや、自治体としての説明責任をどう果たすかといった課題は、今後の運用の中で明らかになっていくと考えられる。

    今後は、「AI×ビジュアル×人格設計」による発信が行政広報の新しいスタンダードとして定着する可能性もある。
    とりわけ、デジタルネイティブ世代への情報伝達手段として、AIキャラクターが教育・防災・環境など他分野にも応用されていく展開が期待される。
    岡山県の試みは、その先駆けとして今後のモデルケースとなるかもしれない。

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