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    テンセント、Web3推進で韓国ネクソン買収検討 時価約166億ドル規模か

    2025年6月13日、米ブルームバーグは、中国のIT大手テンセントが韓国のゲーム開発企業ネクソンの買収を検討していると報じた。
    人気ゲーム「メイプルストーリー」など、Web3分野に強いネクソンの取得により、グローバルなゲーム事業強化を図る狙いがあるとみられる。

    目次

    テンセント、時価総額166億ドルのネクソンに関心

    中国テンセントが、韓国のゲーム大手ネクソンの買収を視野に入れていることが、関係者の証言から明らかになった。
    ブルームバーグの報道によると、テンセントはネクソンの共同創業者であり2022年に他界したキム・ジョンジュ氏の遺族に接触し、買収について協議しているという。

    キム氏の家族は、持株会社NXCを通じて、ネクソン株の約44.4%を保有している。
    今回の協議が成立すれば、テンセントは約166億ドル(約2兆4070億円)の評価額を持つ企業を傘下に収めることになる。

    ただし、今回の交渉は初期段階にあり、合意に至る保証はない。
    過去にもテンセントは2019年にネクソン買収を試みたが、価格交渉の折り合いがつかず、実現しなかった経緯もある。

    Web3強化と韓国市場進出の布石 買収実現に課題も

    テンセントがネクソンに関心を示す背景には、グローバルゲーム戦略の再構築がある。
    中国国内では近年、未成年向け規制やコンテンツ統制が強化され、海外市場への依存度が高まっている。
    韓国市場で強いプレゼンスを誇るネクソンの買収は、同社にとって韓国拠点の強化と人気IPの獲得を同時に実現できる好機となると考えられる。

    特に、Web3領域への展開が鍵を握るだろう。
    テンセントは2024年にブロックチェーンサービス企業Ankrとの協業を発表し、ブロックチェーンAPI開発に取り組んでいる。
    ネクソンもNFT要素を含む「メイプルストーリーN」を5月にローンチし、Web3ゲーム開発に注力している。
    両社の技術的な親和性は高いと思われる。

    一方で、買収実現にはいくつかの障壁がある。
    創業者遺族が所有する株式の一部は相続税支払いのため、韓国政府に譲渡されている。
    政府はこの株を売却できておらず、売却方針が不透明であることが障害となりうる。

    とはいえ、今後の動向次第では、テンセントのM&A戦略が再加速する転換点となる可能性もあるだろう。

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