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    SalesforceがAI主導の「Marketing Cloud Next」発表 双方向対話型マーケティングを実現へ

    現地時間2025年6月11日、米Salesforceはマーケティングソリューションの進化版「Marketing Cloud Next」を発表した。
    AIエージェント「Agentforce」を基盤に、従来型の一方通行の施策を双方向のエージェンティックマーケティングへと変革する。

    目次

    双方向対話を実現する新型マーケティング基盤が登場

    米Salesforceが発表した「Marketing Cloud Next」は、同社の主力CRMソリューション群に新たに加わったAI主導のマーケティングプラットフォームである。
    日本では、セールスフォース・ジャパンが6月13日に正式発表した。

    Marketing Cloud Nextの最大の特徴は、AIエージェント「Agentforce」を活用し、マーケティングの各プロセスを自律的に最適化できる点にある。
    これにより、企業が従来行ってきた「返信不可(do-not-reply)」型の一方向的なメール施策やキャンペーンが、ユーザーとの双方向対話に進化する。

    同社によれば、Agentforceは個々の顧客との接点を分析し、リアルタイムで最適なコンテンツを生成・配信できる。
    必要に応じて営業担当やカスタマーサポートに自動連携する機能も備え、社内のリソースとの橋渡しも担う。
    こうした一連の機能は、Salesforceが設計段階からエージェント型の体験を念頭にゼロベースで構築した結果とみられる。

    日本国内での全機能提供は段階的に行われる予定で、一部は10月から11月以降に順次展開される。

    AIが顧客接点の主役に 人手を超える判断力

    Marketing Cloud Nextが掲げる「エージェンティックマーケティング」は、AIエージェントが単なる補助ツールではなく、顧客接点の主役として機能するという構想に基づいている。
    Agentforceは、事前に詳細な条件設定をしなくても、顧客の行動や文脈を理解し、自律的に判断して最適なアクションを提供する。
    これにより、従来のマーケターが担っていた煩雑な作業や管理が大幅に軽減される一方、迅速な対応やパーソナライズが可能になると思われる。

    しかし、業界や商材によっては、すべてのコミュニケーションをAIに委ねることが顧客との距離を広げる要因になる懸念もある。
    したがって、AIの導入には一律の正解があるわけではなく、ターゲット顧客や業界特性に応じた適切な設計と運用が求められるだろう。

    とはいえ、「Marketing Cloud Next」は、今後のマーケティング戦略における標準仕様の一つとなる可能性を秘めている。
    特に、BtoC領域でAIによる瞬発的な対応力とパーソナライズが求められる中、Agentforceのような仕組みは、企業競争力を左右する要素になっていくだろう。

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