CESAは、東京ゲームショウ2026の最終日にあたる9月21日の会場開催を、台風25号の接近を受けて中止すると発表した。
17〜20日の4日間には25万7642人が来場した。
台風25号接近で最終日の会場開催を中止
2026年9月20日、CESAは、TGS2026の最終日にあたる21日に幕張メッセで予定していたリアル開催を終日中止すると発表した。
台風25号の接近に伴い、来場者や出展社、関係者の来場・帰宅時を含む安全を最優先した判断である。
TGS2026は9月17日から21日までの5日間を予定していたが、会場開催は17〜20日の4日間で終了し、総来場者数は25万7642人となった。
内訳は、17日のビジネスデイが5万3630人、18日が5万2545人、19日の一般公開日が7万8678人、20日が7万2789人。2025年の26万3101人、2024年の27万4739人を下回った。
今年は53の国・地域から1138の企業・団体が出展し、前年を上回った。
会場では家庭用ゲーム機やPC、スマートデバイス、VR向けの新作タイトルに加え、関連製品やサービス、限定グッズなどを展示。
ビジネスマッチングシステムを活用した商談も過去最多の3673件に達した。
TGS2026では25本の公式番組をYouTubeやX、Twitchなどで配信し、中国向けにはDouYuとbilibili、欧米向けにはIGNと連携した。
21日も来場を伴わず実施できる公式番組を配信し、一部出展社によるオンライン配信も行われた。
会場中止時もオンライン配信が接点を維持
最終日の会場開催中止は、来場予定者や出展社にとって機会損失となると考えられる。
とくに一般公開日が1日減ったことで、会場限定の体験や展示、対面での交流を予定していた層への影響は避けにくいだろう。
一方、リアル開催が困難になった場合でもオンライン配信を継続できる体制は、大規模イベントの運営リスクを補う手段になり得る。
会場に足を運べない人にもコンテンツを届けられるため、天候など外部要因による中止時にも、来場者やファンとの接点を維持しやすくなると考えられる。
また、複数の配信サービスや海外向けの発信経路を活用することで、会場の収容人数や地域に左右されず情報を届けられる点も強みとなるだろう。
リアル会場での体験価値とオンラインの広い発信力を組み合わせることで、イベント全体の接触機会を広げる展開も想定される。
今後は、オンライン配信を非常時の代替手段にとどめず、リアル会場を補完する仕組みとしてどう位置付けるかが焦点になりそうだ。
会場体験とオンラインの発信力を組み合わせた運営が、今後の大規模イベントにおける一つの方向性になるとみられる。
関連記事:
「玄人志向」が新ブランド「Crowxis」に刷新 25年の技術力を現代向けに再定義

Robloxがブラウザ対応へ アプリ不要でChromeから遊べる

ピクトレ、「水曜どうでしょう」と北海道でコラボ イベントで地域参加促す
