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あるやうむ、笛吹市で地域おこし協力隊YouTuber開始 DAOと連携し地域の魅力発信

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株式会社あるやうむは、山梨県笛吹市で動画クリエイターを地域おこし協力隊として起用する新サービス「地域おこし協力隊YouTuber」を開始した。初導入となる笛吹市では、アウトドアコーディネーターの森風美氏が7月1日付で着任し、DAOと連携しながら地域の魅力を発信する。

地域発信を担うYouTuberが着任

あるやうむが2026年7月2日に発表した「地域おこし協力隊YouTuber」は、自治体の課題や発信テーマに合わせ、YouTuberや動画クリエイターを地域おこし協力隊としてマッチングする自治体向けサービスである。
同社は国内初の取り組みとうたっており、初導入地として山梨県笛吹市が選ばれた。

笛吹市では2026年6月から、地域おこし協力隊とデジタルコミュニティを組み合わせた「地域おこし協力隊DAO(※)」が始まっている。
地域住民とオンライン参加者が協働し、地域課題の解決や関係人口の創出を図る仕組みだ。今回のYouTuber着任は、その活動を動画やSNSで可視化し、外部へ広げる役割を担う。

着任した森風美氏は、アウトドアコーディネーターとして活動し、キャンプや車中泊を通じた地域発信に実績を持つ人物である。今後はYouTubeを中心に、観光地としての魅力だけでなく、暮らしの場としての笛吹市の魅力を発信する方針だ。

笛吹市市長の山下政樹氏は、「コミュニティでの活動を、YouTubeやSNSによる発信と掛け合わせることで、笛吹市を応援してくれる関係人口や観光客を増やし、情報発信力の強化や若者の移住促進へと繋げ、未来にわたって持続可能な地域づくりを目指します」と期待を示している。

※DAO:分散型自律組織の略称。共通の目的を持つ参加者が、オンライン上で企画や意思決定、活動を進めるコミュニティ型の組織形態を指す。

関係人口づくりに期待と課題

今回の取り組みは、自治体広報を単発の告知にとどめず、継続的な関係づくりにつなげる試みとして位置づけられる。
従来の地域PRは、観光情報や移住支援制度の紹介に偏りやすかったと思われるが、動画クリエイターが地域に入り込めば、住民・事業者・行政の動きが物語として伝わりやすくなるはずだ。
結果としてSNSで共有されやすい文脈を生み、若年層や都市部の生活者に届く可能性が高まるかもしれない。

さらにDAOとの連携は、単なる動画発信にとどまらない価値を持ち得る。
DAO内で生まれた企画や地域住民の活動を動画化すれば、オンライン参加者が地域の進捗を追いやすくなるだろう。
視聴、参加、訪問、移住検討へと接点を段階的に深められる点は、地方創生における新しい導線と言える。

一方で、成果がクリエイター個人の影響力だけでは決まるとは限らない。
継続的な投稿体制、行政との調整、地域側の受け入れ、炎上リスクへの対応も必要になると考えられる。

今後、あるやうむは同サービスの導入自治体を募集する方針だ。地域おこし協力隊制度を活用できる点は、自治体にとって導入しやすい材料になるだろう。
笛吹市で成果が確認されれば、DAOとクリエイターを組み合わせた地方創生モデルが、他地域へ広がるかもしれない。

あるやうむ プレスリリース

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