2026年6月30日、Visual Bankグループ傘下のアマナイメージズは、企業のクリエイティブ活動を包括的に支援する新たな体制を発表し、公式Webサイトを刷新した。素材提供に加え、撮影や映像制作、権利処理、生成AI活用支援までワンストップで提供し、制作現場の多様な課題への対応を強化する。
制作からAI活用まで支援をワンストップ化
企業の情報発信チャネルが多様化し、動画コンテンツや生成AIの活用が急速に広がるなか、クリエイティブ制作では著作権や肖像権への対応、コンテンツ活用時のリスク管理がこれまで以上に重要になっている。
こうした環境変化を受け、アマナイメージズは従来のビジュアル素材提供に加え、撮影、映像制作、権利処理支援、生成AI活用支援までを包括的に提供する体制へと強化した。企業は「素材を探したい」「生成AIを活用したい」「権利対応を相談したい」「撮影を依頼したい」といった目的に応じ、必要なサービスを一括して利用できる。
Webサイトの刷新では、企業紹介動画や採用動画などに対応する映像制作サービスの専用ページを新設した。企画・構成から撮影、編集、ロケ地許諾や肖像権対応までをワンストップで支援する体制を紹介している。
さらに、2026年6月に改定したロイヤリティフリーコンテンツ利用規約を踏まえ、生成AIに関する情報発信も強化した。利用可能な範囲や注意点、既存素材と生成AIを組み合わせた制作方法、権利対応に関する支援内容を分かりやすく紹介するとともに、導入事例や実践的なナレッジコンテンツも継続的に公開していく方針である。
AI活用拡大で「安心して使える環境」が競争力に
今回の体制強化によって、企業は素材調達から映像制作、権利対応、生成AI活用までを一つの窓口で相談できるようになる。制作工程ごとに事業者を探す負担の軽減が期待されるほか、権利確認を含めた一貫した支援を受けられる点は、企業にとって利便性の向上につながる可能性がある。
一方で、生成AIを取り巻く法制度や社会的ルールは現在も変化を続けており、現時点で適切とされる運用が将来的にも通用するとは限らない。企業にはサービスを利用するだけでなく、最新のガイドラインや権利に関する知識を継続的にアップデートしていく姿勢も求められるだろう。
今後、生成AIが企業活動の標準的なツールとなれば、制作品質だけでなく、安全かつ適法にコンテンツを活用できる体制そのものが企業価値を左右する要素になる可能性がある。クリエイティブ支援企業にも、素材提供だけでなく、権利管理やAI活用を含めた総合的なパートナーとしての役割が一層期待されそうだ。
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