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コールセンター応対が途切れない体験へ NTTテクノクロスがAIと人の連携を強化

PlusWeb3 編集部
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2026年5月22日、NTTテクノクロスは、AIボイスボットとオペレーター支援を連携した新機能を発表した。5月27日より提供開始し、自動応対から人による対応への情報引き継ぎを高度化、顧客体験と業務効率の両立を図る。

AIと人の応対を接続する新機能

NTTテクノクロスは、コールセンター向け「CTBASE®」シリーズにおいて、AIボイスボット「CTBASE/SmartCommunicator」と応対支援ソリューション「ForeSight Voice Mining®」の連携機能を2026年5月27日より提供開始する。これにより、自動応対からオペレーター対応への切り替え時に発生していた情報断絶の解消を図る。

従来、ボイスボットで完結しない問い合わせはオペレーターへ引き継がれるが、その際に顧客情報や応対履歴が十分に共有されず、同一内容の再説明が発生するケースが課題となっていた。今回の機能では、ボイスボットが取得した会話内容や要約、問い合わせの概要がオペレーター画面に自動表示されるため、応対開始時点で顧客状況を把握できる仕組みとなっている。

さらに、問い合わせ内容に応じて業務マニュアルやFAQなどのナレッジも同時に提示される。これにより、オペレーターは必要な情報を参照しながら対応でき、判断のばらつき抑制や対応品質の均一化が期待される。CTBASEシリーズは音声基盤から分析までを一体化したソリューションであり、今回の連携はその統合価値を強化する位置づけとなる。

効率化と精度依存の分岐点

今回の連携は、コールセンター業務における効率化と顧客体験向上の両立に寄与する可能性が高い。応対履歴の自動引き継ぎにより、通話時間の短縮やオペレーター負荷の軽減が見込まれ、結果として運用コストの最適化にもつながると考えられる。また、顧客にとっても同じ説明を繰り返す必要がなくなり、ストレス軽減につながる可能性がある。

一方で、AIによる要約や文脈理解の精度に依存する設計である以上、誤認識や情報の欠落が発生する可能性もある。誤った前提で応対が進めば、顧客満足度に影響を与えるリスクも否定できないため、人による補完や確認プロセスが重要な要素となり得る。

今後はCRMとの連携強化により、顧客対応履歴の一元管理が進展する可能性がある。問い合わせ前後の文脈を横断的に把握できる環境が整えば、単なる応対効率化にとどまらず、顧客理解を起点としたサービス改善やパーソナライズ対応へと進化する可能性がある。AIと人の役割分担をいかに最適化するかが、次の競争軸になると考えられる。

NTTテクノクロス プレスリリース

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