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医療従事者の発信を支援 医療系インフルエンサー事務所が誕生

PlusWeb3 編集部
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2026年4月1日、医療分野の広報支援を手がけるMediative株式会社は、医療従事者向けインフルエンサー事務所「シンサツマエ」を開始した。
正確な医療情報の発信と案件機会の提供を両立する新たな発信基盤の構築を目指す。

医療者の発信を支援する事務所始動

Mediativeは2026年4月1日、医師や看護師、薬剤師などを対象とした医療系インフルエンサー事務所「シンサツマエ」を立ち上げた。
所属費用は無料とし、SNS発信を行う医療従事者を幅広く受け入れる方針である。
初期目標として、所属100名、総フォロワー100万人、累計再生数1億回を掲げる「PROJECT 100/100/1」を推進する。

同事務所は、専門性を持つ医療者と、フォロワー10万人超の実績を持つマネージャーが連携する体制を採用する。
発信支援に加え、案件紹介や商品監修、登壇機会の提供など、医療知識の社会実装を支援する点が特徴となる。
単なる芸能マネジメントではなく、専門性の高い情報発信を前提とした仕組みとして設計されている。

背景には、SNS上で医療情報の発信が増加する一方、正確性が担保されない情報の拡散や誤解のリスクがある。
さらに、医療従事者が個人で企画や編集、法令対応まで担う負担の大きさも課題となっていた。
こうした状況を踏まえ、安心して発信を続けられる環境の整備を目的に本事業が開始された。

信頼性と拡散力の両立が鍵に

今回の取り組みは、医療情報の信頼性と拡散力を両立する新たなモデルとして位置付けられる。
専門家による監修体制と事前審査を組み合わせることで、不適切な案件の排除や倫理性の確保が図られる仕組みとなっている。これにより、従来課題とされてきた「バズ」と「正確性」の両立に一定の解決策を提示する可能性がある。

一方で、インフルエンサー化が進むことで、医療情報の発信がエンターテインメント寄りに偏るリスクも考えられる。
視聴数や拡散性を優先するあまり、表現が誇張される可能性や、広告案件との境界が曖昧になる懸念は残る。事務所側のガバナンスがどこまで機能するかが重要な論点となるだろう。

今後は、多言語発信やAIを活用した制作支援なども計画されており、医療情報の流通構造そのものに変化をもたらす可能性がある。
医療者の知見がSNSや企業活動と接続されることで、新たなヘルスケアビジネスの創出にもつながると考えられる。
総じて、信頼性を維持しつつ拡張できるかが、持続的成長の鍵となりそうだ。

Mediative株式会社 プレスリリース

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