日本発Web3ゲーム「キャプテン翼-RIVALS-」のMini App版が2026年5月25日に終了することが明らかになった。発表は公式noteとXを通じて行われており、市場環境の変化による運営困難が理由とされている。
Mini App版終了と段階的サービス停止の全容
2026年3月30日、LINEおよびTelegramで提供されていた「キャプテン翼-RIVALS-」のMini App版の終了が発表された。運営は同年5月25日をもってサービスを終了するとし、これによりプロジェクトは一つの区切りを迎えるとしている。
背景には、Web3ゲーム市場の変化により資金確保や運営体制の維持が難しくなった事情があると明かされた。
スケジュールとしては、4月30日にシーズン4終了とRCコイン販売停止、5月7日にエアドロップ請求開始が予定されている。その後、最終的に5月25日にサービス終了となる流れだ。
加えて、4月2日にはプロデューサーらによる振り返りのAMAがXスペースで実施予定となっている。
同作は2023年1月に人気IPを活用したWeb3ゲームとして始動し、PolygonやOasysなど複数チェーンで展開されてきた。しかしこれらのバージョンは2025年11月にすでに終了しており、その後はMini App版へと軸足を移していた。
なお、ステーキング中のトークン「JOHN」は、各ウォレットへ返却される対応が取られる。一方で、NFTや課金要素の扱いについては、ユーザーから詳細な説明を求める声がX上で確認されている状況だ。
Web3ゲーム継続性の課題と展望
今回の終了は、IPを活用したWeb3ゲームであっても長期運営が容易ではない現実を示唆している。特に市場環境の変化に左右されやすい構造は、従来のゲームビジネスとは異なるリスク要因として意識されることになるだろう。
一方で、複数チェーン展開やトークン設計などの試みは、技術的な知見の蓄積という点で一定の意義を持つとも考えられる。
Mini Appという配信形態も含め、ユーザー接点の拡張という観点では今後の開発に活かせる余地がありそうだ。
ただし、ユーザー資産の扱いや説明責任に対する不安が顕在化した点は見過ごせない。
NFTやトークンを伴うサービスでは、終了時の透明性や信頼性がプロジェクト評価に直結するため、運営体制の在り方がより厳しく問われることになるだろう。
今後は、持続可能な収益モデルの確立やコミュニティとの関係構築が重要性を増すとみられる。市場全体としても、短期的な話題性から長期的な価値提供へと軸足を移せるかが分岐点となりそうだ。
キャプテン翼-RIVALS-|Mini App サービス終了のお知らせ
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