アンカー・ストアは、カフェ併設型店舗「Anker Store & Cafe ららぽーと海老名」を4月24日に開業すると発表した。
日本国内の商業施設向け出店を強化する動きで、同月には福岡、那須、富士見にも新店舗を展開する。
海老名に充電対応カフェ併設店
アンカー・ストアは2026年4月24日、神奈川県の商業施設「ららぽーと海老名」に「Anker Store & Cafe ららぽーと海老名」をオープンする。
JR海老名駅に直結し、小田急線・相鉄線からもアクセスしやすい立地で、店内全席にUSB-Cケーブルやワイヤレス充電機能付きテーブルを備える点が特徴だ。
カフェではドリンクやスイーツに加え、Ankerオリジナルのカレーも提供する。公式アプリによるモバイルオーダー(※)にも対応し、買い物の合間でも滞在しやすい設計となる。
併設のAnker Storeでは、モバイルバッテリーや充電器、イヤホンのほか、プロジェクター、ロボット掃除機、家庭用蓄電池まで展示し、実機を比較しながら選べる。
同社はあわせて、4月3日に「ららぽーと福岡」、4月10日に「Outlet 那須」、4月30日に「ららぽーと富士見」を開業する予定である。
海老名店では開業日から5月6日まで、福岡・那須・富士見でもそれぞれ期間限定で対象製品を10%引きとするキャンペーンを実施する。
※モバイルオーダー:スマートフォンのアプリやWeb上から事前に注文し、店頭で商品を受け取る仕組み。待ち時間の短縮や店舗運営の効率化につながる。
体験型販路の拡大で接点強化へ
今回の出店戦略は、充電需要とカフェ滞在を組み合わせることで、来店者が製品を自然に体験できる環境をつくり、EC中心では伝わりにくい使用感や比較検討の機会を広げる狙いがあると考えられる。
特に海老名店は家族連れや学生、近隣住民まで取り込みやすく、ブランド接点の拡張に有効と言える。
商業施設内での常設展開は認知拡大に直結し、カフェ併設によって滞在時間が伸びれば、周辺機器から高単価製品まで横断的な提案もしやすくなるだろう。
オンラインでは比較が難しい製品を専門スタッフが案内できる点も、購買率の押し上げにつながる可能性がある。
一方で、カフェ運営は物販よりオペレーションが複雑で、人件費や設備維持コストも重い。
充電環境や座席回転率が期待通りに機能しなければ、体験価値と収益性の両立は簡単ではないだろう。
それでも、家電量販店とは異なる体験型の直営モデルとして定着すれば、Ankerはライフスタイル提案型ブランドへ一段進む可能性があると評価できる。
カフェ型の店舗モデルの成否に注目が集まる。
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