メインコンテンツへスキップ
最新ニュース 3分で読める

暗号資産投資の損益に職業差 契約・派遣社員は損失率が高く、正社員は利益優勢に

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2026年3月11日、香川県高松市の株式会社jaybeが運営する暗号資産ニュースメディア「JinaCoin」は、日本在住の20代以上878人を対象に暗号資産投資の損益実態に関する調査結果を公表した。
保有率は4割超で、保有者の6割超が利益を確保する一方、職業別では損益傾向に差がみられた。

職業別で明暗、契約・派遣は損失率高め

2026年2月18日から2月25日に実施された調査では、878人のうち358人、全体の40.8%が現在暗号資産を保有していることが明らかになった。
さらに保有者の損益状況を見ると、61.6%が利益、20.2%が損失、16.5%がほぼトントンという構図であり、利益を出している層が多数派だった。

職業別にみると、最もサンプル数が多かった会社員(正社員)は187人で、このうち66.7%が利益を確保した。損失は17.7%にとどまり、比較的安定した結果となった。
利益の内訳では「0〜100万円未満」が49.2%と最多で、少額の利益を積み上げる投資行動が中心になっている。

一方、会社員(契約・派遣社員)は14人と少数ながら、42.9%が損失を抱え、全職業で最も高い損失率となった。
利益は28.6%にとどまり、正社員層とは対照的な傾向を示した。
自営・フリーランスは87人中58.6%が利益を出した半面、23.0%が損失となっており、損益の振れ幅が比較的大きい結果となっている。

雇用形態で投資成果に差、判断には慎重さも

この結果は、暗号資産投資が一律の成果をもたらすものではなく、職業や収入の安定性、資金余力、リスク許容度の違いによって結果が分かれやすい可能性を示している。
とくに正社員で利益率が高く、契約・派遣社員で損失率が目立った点は、投資に回せる資金や保有期間の取り方に差が出ている可能性を想起させる。

また、自営・フリーランスは利益率が高い一方で損失率も相応に高く、積極的な投資行動が成果と損失の両方につながりやすい構図とも読める。
利益が出ている層が全体では6割を超えたとはいえ、約2割が損失を抱えている事実は重いと受け止められる。
暗号資産市場の値動きの大きさを踏まえれば、職業別の傾向をそのまま成功モデルとして受け取るのは早計だといえる。

加えて、契約・派遣社員のサンプル数は14人にとどまっており、この結果だけで雇用形態と投資成果の因果関係を断定することはできない。
ただ、職業によって損益傾向に違いが見られた点は、暗号資産投資における個人投資家の行動や資金環境の違いを反映している可能性がある。
今後は年収水準や投資経験、保有銘柄なども含めた分析が進めば、より立体的な実像が見えてくることになりそうだ。

株式会社jaybe プレスリリース

関連記事:

Binance Japan、暗号資産投資の意識調査を公表 国内ユーザーの7割が長期保有派に

RELATED ARTICLEBinance Japan、暗号資産投資の意識調査を公表 国内ユーザーの7割が長期保有派に2025年10月2日、Binance Japan株式会社は、暗号資産投資に関する…Read
Share this article コピーしました
WRITTEN BY

PlusWeb3 編集部

Web3・AI専門メディア

PlusWeb3 編集部は、ブロックチェーン・Web3・AIの最新動向をわかりやすくお届けする専門メディアチームです。業界経験豊富な編集者とリサーチャーが、信頼性の高い情報を厳選してお届けします。

記事を寄稿しませんか?

Web3・AI領域の専門家からの寄稿を募集中。掲載は編集部名義、内容は事前審査のうえ掲載可否をご連絡します。

この記事が役に立ったら、ニュースレターも登録しませんか?

Web3・AI業界の厳選ニュースを定期配信。いつでも解除可能。

スパムは送りません。プライバシーポリシーに基づいて管理します。

コピーしました

Web3・AI・DeepTech領域でのキャリアをお考えですか?

業界専門のコンサルタントが、あなたに最適なキャリアパスをご提案します。