2026年3月10日、ニュースサイトのジ・インフォメーションは関係筋からの話として、米AI企業OpenAIが動画生成AI「Sora」を対話型AI「ChatGPT」に組み込む計画だと報じた。
実現すれば、文章指示から動画を生成できる環境がChatGPT上で提供される可能性がある。
動画生成AI「Sora」をChatGPTへ統合か
ジ・インフォメーションによると、OpenAIは動画生成AI「Sora」をChatGPTに組み込む計画を進めている。
関係筋の話として報じられたもので、ChatGPT上で動画生成機能が利用できる環境の整備を検討しているとされる。
Soraはテキスト指示から映像を生成できるAIモデルで、OpenAIは2025年9月に単体のスタンドアロン型アプリとして公開している。
今回の報道では、ChatGPTへの統合を進める一方で、このスタンドアロン型アプリの運営も継続される見通しだと伝えられた。
報道時点ではOpenAIからの公式コメントも得られておらず、計画の具体的な実施時期や機能の詳細は明らかになっていない。
対話AIが「映像制作ツール」に進化へ
もしChatGPTにSoraが統合されれば、生成AIの利用体験は大きく変化する可能性がある。
これまで画像生成や文章生成が中心だった対話AIが、動画制作まで含めた総合的なコンテンツ生成ツールへと拡張されるためだ。
ユーザーは文章で指示を出すだけで動画の構成や演出を生成できるようになり、広告制作や教育コンテンツ、SNS向け動画の制作など幅広い用途が想定できる。
クリエイティブ制作の効率化という点では大きな利点があると考えられる。
一方で、生成映像の信頼性や著作権への影響、フェイク動画の拡散リスクなども議論の対象になり得る。
動画生成AIは画像生成以上に社会的影響が大きいと考えられるため、今後は技術革新と同時にルール整備も求められることになりそうだ。
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