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JR九州NFTが「Next Favorite Things」へ刷新 体験循環型モデルへ進化、Connectivが技術支援

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2026年2月25日、東京のConnectiv株式会社は、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)が運営する「JR九州NFT」を「Next Favorite Things」へ刷新するにあたり、技術支援を行ったと発表した。

JR九州NFT刷新、体験記録型へ再設計

「Next Favorite Things」は、「Collect experiences and moments, not just things.(モノだけでなく、体験と瞬間を集める)」をテーマに掲げる新サービスである。
観光やイベント参加、オンライン購入などあらゆる接点でNFTを取得でき、その履歴が体験の記録として蓄積される設計である。
記録に応じて限定情報やクーポンが付与され、次の行動を促す循環構造を形成する。

サイトのデザインは全面刷新され、SNSアカウントによるログインや通知機能にも対応する。また、NFTの育成やデザイン変更機能も実装される。

発行・管理基盤にはConnectivの「NFT Garden」APIが組み込まれ、マルチチェーン対応やトークンゲート(※1)機能などを備える。

サービス開始は2026年3月3日9時を予定しており、2月27日から3月3日朝まではメンテナンス期間となる。

※1 トークンゲート:特定のNFTやトークン保有者のみが限定情報や特典にアクセスできる仕組み。

鉄道×NFTは定着するか 利点と課題

本刷新の最大の利点は、鉄道事業者が持つリアル接点をデジタル資産と統合できる点だろう。
乗車や観光体験をNFTとして記録することで、顧客ロイヤルティの可視化と再訪促進が可能になると考えられる。スタンプ型蓄積やSBT(※2)活用により、ファンコミュニティ形成にも発展しうる。

一方で、NFT市場は投機的熱狂と急速な冷却を合わせ持つため、体験価値と結び付かなければ利用が定着しないリスクもありそうだ。
ウォレット管理やブロックチェーン利用に対する心理的・技術的ハードルも無視できない課題となるだろう。

それでも、既存の交通・観光インフラとWeb3を統合するモデルは実需主導型の事例として注目に値する。今後は、参加企業の拡大や越境観光への応用が進むかもしれない。
成功の鍵は、体験設計の完成度と継続的な機能改善にありそうだ。

※2 SBT(Soulbound Token):譲渡不可のNFT。参加履歴や実績を恒久的に記録する用途で用いられる。

Connectiv株式会社 プレスリリース

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