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ASAHI EITO HD、SOLとETHを取得 上場企業の暗号資産トレジャリー戦略が多様化

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2026年2月20日、ASAHI EITOホールディングスは、ソラナ(SOL)とイーサリアム(ETH)の取得状況を公表した。日本の上場企業による暗号資産トレジャリー事業の一環であり、資産分散と運用収益の確保を狙う動きとして注目される。

SOLとETHを計1000万円分取得

同社は暗号資産トレジャリー事業の一環として、2026年1月29日にSOLとETHをそれぞれ約500万円分取得した。取得数量はSOLが約261.5枚(平均124.84ドル)、ETHが約10.87枚(平均3,002.61ドル)で、いずれも約3.26万ドル相当となる。
取得資金には、2025年12月に発行した新株予約権の行使による調達資金が充てられている。

同社は2025年11月21日に、暗号資産を活用したトレジャリー事業の開始を決議しており、今回の取得はその具体的な運用段階に位置づけられる。
目的として、財務資産の分散、ステーキング(※)や流動性提供による収益機会の確保、中長期での資産価値向上を掲げている。

保有する暗号資産は四半期ごとに時価評価され、評価損益が業績に反映される予定だ。
同社は、短期的なボラティリティは存在するものの、中長期的な企業価値向上の観点から段階的に投資規模を拡大する方針だ。

※ステーキング:暗号資産をネットワークに預けることで、ブロック生成への参加報酬を得る仕組み。利回り型の運用手段として利用される。

企業財務に広がる利回り志向とリスク

今回の特徴は、ビットコイン中心ではなく、ETHやSOLといった利回り機能を持つ暗号資産を採用した点だ。これらはステーキングやDeFi運用によるインカム収益を生み出せるため、単なる価格上昇益に依存しない財務戦略として機能する可能性がある。

一方で、リスクも無視できない。
暗号資産は価格変動が大きく、四半期ごとの時価評価により損益が大きく振れるおそれがある。さらに、DeFi運用にはスマートコントラクトの脆弱性や流動性リスクなど、従来の金融資産とは異なる技術的リスクも伴う。

とは言えASAHI EITO HDの投資方針は、単独の値上がり期待だけでなく、利回りと分散も考慮したものだろう。
ETHやSOLのような運用可能資産を組み合わせたポートフォリオ型の暗号資産戦略が成功すれば、他社も参照できるロールモデルになる可能性がある。

ASAHI EITO HD公式発表

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