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NTTメディアサプライ、AIアバター×多言語タクシー実証 城崎で観光DX

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2026年2月12日、NTTメディアサプライは、AIアバターを活用した多言語対応タクシー観光サービスの実証を兵庫県城崎エリアで開始した。日本交通など3社と連携し、インバウンド増加に伴う言語課題の解消を図る国内実証である。

城崎でAIアバター搭載タクシー始動

本実証は、NTTメディアサプライが事業企画と通信環境を担い、日本交通、EST、ユニ電子の4社が共同で実施する取り組みである。期間は2026年2月12日から3月31日まで、実証フィールドは兵庫県城崎エリアだ。

タクシー後部座席に設置されたタブレット上でAIアバターが稼働し、英語、中国語、韓国語、ドイツ語の4言語に対応する。利用者は「ガイドモード」と「通訳モード」を選択可能で、ガイドモードでは周辺の観光地やグルメ情報を対話形式で案内する。通訳モードでは、乗客と運転手の音声を相互翻訳し、自然な会話を支援する仕組みである。

通信基盤には、NTTメディアサプライが提供する「DoRACOON(※)」を採用した。マルチキャリア対応により、移動中でも安定した接続を維持できる点が特徴だ。訪日客の増加で高まるタクシー需要に対し、語学負担という構造的課題を技術で補完する狙いがある。

※DoRACOON:NTTメディアサプライが提供する法人向けモバイル通信サービス。複数キャリア回線を束ね、移動体でも安定した通信を実現する仕組み。

観光DX加速の可能性と運用課題

AIアバターの導入は、移動時間を「情報接点」に変える点で大きな意義がある。訪日客は目的地に向かう途中でも観光情報を取得でき、体験価値の向上につながる。一方、運転手にとっては語学対応の負担が軽減され、接客の標準化も期待できる。

他方で、音声認識精度や翻訳の自然さが不十分な場合、体験価値を損なうリスクもある。通信環境が不安定になればサービス品質は直ちに低下する。また、機器導入コストや保守体制の整備も事業拡大時の課題となる可能性がある。

今後は、観光バスやホテル、観光案内所への展開が検討されている。地方観光地における多言語人材不足を補完するインフラとして定着すれば、観光DXの基盤技術となる余地は大きい。実証で得られるデータが、社会実装の成否を左右すると言える。

ニュースリリース

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