ソフトクリエイト、生成AI「Safe AI Gateway」に調査機能Research Agent追加

2026年1月22日、株式会社ソフトクリエイトは、企業・団体向け生成AIサービス「Safe AI Gateway」に新機能「Research Agent」を追加したと発表した。
Web検索とAI要約を組み合わせた調査支援の高度化を図る動きである。
Safe AI GatewayにResearch Agent搭載、Web検索とAI要約を統合
ソフトクリエイトは生成AIサービス「Safe AI Gateway」のバージョン3.17において、新たに「Research Agent」機能を実装した。
ユーザーが入力した質問内容に応じてWeb検索を行い、取得した情報をAIが要約・整理した回答を生成する仕組みだ。
従来のSafe AI Gatewayは、社内データを中心とした回答が主軸であったが、Research Agentの追加により、外部の最新情報を安全に取り込むことが可能になった。
これにより、市場動向や競合情報、法制度、業界トレンドなど、変化の速い領域にも対応できる。
利用方法は既存のチャットボット画面上で質問するだけで、特別な設定や操作は不要だという。調査結果には参考文献や情報ソースも表示され、確認や再利用を前提とした設計となっている。
なお本機能は、ワイドプラン・マルチテナントプランいずれかに追加できるオプションとして提供される。
利用量に応じてトークン(※)を消費する設計となっており、1億トークン追加できる「Research Agent Pro」プランは月額利用料12万円(税別)、3,000万トークン追加可能な「Research Agent Light」プランは月額利用料5万円(税別)に設定されている。
※トークン:生成AIの利用量を示す指標。
調査効率は飛躍する一方、運用設計が課題か
「Research Agent」の導入は、マーケティング、営業、人事、研究開発など、調査業務の比重が高い部門にとって大きなメリットとなり得る。
情報収集にかかる時間を圧縮できれば、分析や意思決定といった本来注力すべき業務へリソースを集中させられるだろう。
一方で、Web情報を基にしたAI回答には、情報の正確性や文脈理解に限界があることに注意する必要がありそうだ。ソース提示があるとはいえ、最終判断を人が行う運用ルールを設けなければ、誤解や判断ミスを招くリスクが残る。
今後、企業における生成AI活用は「安全性」と「実務適合性」がより厳しく問われることになると予測できる。その中で、Research Agentが業務リサーチの標準的な選択肢となるかは、各社の活用設計に委ねられていると言える。
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