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X、infofi系アプリをAPI利用禁止 AIスパム排除で投稿品質是正へ

PlusWeb3 編集部
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2026年1月16日、米SNS大手のXは、投稿に報酬を与える「infofi」アプリを禁止すると発表した。
開発者向けAPIポリシーを改訂し、スパムや低品質投稿の抑制を狙う。発表は同社のプロダクト責任者Nikita Bier氏がX上で明らかにしたものだ。

X、投稿報酬アプリをAPI禁止へ

Xは、ユーザーが投稿や返信を行うことで金銭的報酬を得られる「infofi」系アプリへのAPI(※)提供を停止した。
infofiとは、情報投稿やエンゲージメントに対して報酬を付与する仕組みを指す。X内でのクリエイターエコノミーにおいて役割を果たしていたが、報酬を得るためにボットが使われていたことが、Xでの体験の妨げになっていた。

Bier氏は、「(infofiにより)プラットフォーム上で膨大なAI生成の低品質コンテンツとリプライスパムが発生した」と説明している。
すでに対象アプリのAPIアクセスは取り消されており、ボットが報酬を得られなくなることで、タイムラインの品質は近く改善するとのことだ。

Xはアカウント停止となった開発者に対し、ThreadsやBlueskyへの事業移行を支援すると表明した。

※API:外部アプリがSNS機能に接続するための仕組み。

開発者流出の可能性、分散SNSに商機も

今回の措置は、ユーザー体験の改善という点では合理的だが、開発者側には打撃となる可能性がある。

一方で、分散型SNSや新興プラットフォームにとっては追い風となるだろう。投稿インセンティブ設計を見直しつつ、健全な収益モデルを構築できれば、開発者とユーザーの受け皿になり得る。

とはいえ、報酬と品質のバランスは難しく、安易に「稼げるSNS」を打ち出せば同じ問題を再生産しかねない。

Xの決断は、SNSにおけるマネタイズと品質管理の分岐点を示す動きと言える。
短期的には摩擦を生むが、長期的には「投稿の価値とは何か」という業界全体への問いかけになるだろう。

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