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    クシム、イーサリアム暗号資産の運用開始 924万円で20ETHを取得

    東証スタンダード市場上場企業のクシムは、取締役会決議に基づきイーサリアムの購入および運用を開始したと発表した。
    取得数量は20ETH、取得総額は924万2101円で、暗号資産を財務戦略の一環として保有する。

    目次

    クシム、取締役会決議で20ETHを取得し運用開始

    2025年12月26日、クシムは取締役会において、イーサリアムの購入および運用開始を決議したと発表した。
    取得日は同日26日で、取得数量は20ETH、取得総額は924万2101円とされている。

    今回の取得は、クシムが2025年10月10日に開示した第三者割当による新株式発行に関する方針に基づくものとなる。
    同方針では、暗号資産およびブロックチェーン領域における事業基盤の構築を目的に、関連分野のプレイヤーとの協業を進める方針が示されていた。

    本件は、企業が余剰資金の一部を暗号資産で保有し、事業戦略や資本効率の向上を目的として管理・運用する「暗号資産トレジャリー事業」に先立つ試験的な取り組みとして位置付けられている。
    運用対象はイーサリアムとされ、短期的な売買を前提としたものではないとしている。
    また、現時点で本件が当期業績に与える影響については未定とされている。

    戦略資産としてのETH保有が持つ意義と課題

    クシムの取り組みは、暗号資産を単なる投資対象ではなく、事業方針と連動した財務資産として位置付ける姿勢を示している点に意義がある。
    イーサリアムはスマートコントラクト基盤としての活用実績があり、Web3やブロックチェーン関連事業との親和性が高い資産であることから、財務面と事業戦略を接続する選択肢として、一定の合理性があると言える。

    一方で、暗号資産特有の価格変動リスクは避けられない。
    評価損益が財務数値に与える影響や、会計処理・内部管理体制の整備は継続的な課題となると考えられる。
    試験運用という段階的な導入は、こうした不確実性を抑えながら運用ノウハウを蓄積するための現実的な手法と言える。

    今後は、実際の運用実績を踏まえたうえで、暗号資産トレジャリー事業を本格化させるかどうかの判断が行われることになるだろう。
    特に、価格変動に対する耐性やリスク管理体制がどの程度機能するかは、継続可否を左右する要素となり得る。
    市場環境や社内ガバナンスの成熟度次第では、企業財務における暗号資産の位置付けが一段と明確になり、他社の判断にも影響を与える可能性がある。

    株式会社クシム イーサリアム(ETH)の購入及び運用開始のお知らせ

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