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LINE、9月に大型リニューアル VOOM廃止でEC強化とウォレット連携進む

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年8月4日、LINEヤフーは2025年度第1四半期決算とともに、LINEアプリの大幅リニューアルを発表した。「LINE VOOM」タブを「ショッピング」に置き換え、EC機能とウォレットの連携強化を軸にサービス再編を進める。

LINE、VOOM廃止でショッピングタブ新設 EC機能を大幅強化

LINEヤフーは2025年9月より、LINEアプリのタブ構成を刷新し、従来のホーム・トーク・VOOM・ニュース・ウォレットの5タブのうち、「VOOM」タブを廃止して「ショッピング」タブに切り替える。これにより、EC領域の強化を図ることになる。

新設されるショッピングタブは、「LINEコマース」のポータルとなり、LINEギフトやユーザー属性に基づくレコメンド型の新「LINEショッピング(自己購入向け)」へと誘導する。
従来のモール型ECと異なり、パーソナライズされた商品提案が特徴で、LINEアプリ内で購入から決済まで完結可能だ。

一方、Yahoo!ショッピングの出店者もLINEショッピングに出店でき、両サービス間の連携が強まる。
ウォレットタブも段階的に刷新し、ミニアプリに特化したUI/UXへ移行する。

PayPayとの連携も強化し、LINEの約9,000万ユーザーとPayPayの7,000万ユーザーの差を埋める役割を担う。
また、2025年4~7月には生成AIを活用した14の新サービスをリリースしており、AI技術の活用を拡大する計画である。

2025年度第1四半期決算は売上4,896億円(前年同期比5.7%増)、調整後EBITDA1,258億円(同3.4%増)と好調だ。
メディア事業は販管費増で減益だが、LINE公式アカウントは45.4万件に増加し、売上339億円(同18.3%増)を記録。ミニアプリは23,550件、MAU1,473万件と大幅に成長している。

リニューアルでEC・ウォレット強化 AI活用も加速するLINEの成長戦略

今回のリニューアルは、LINEのEC事業深化に向けた重要な一手となる。
ショッピングタブの導入により、ユーザーはLINE内での買い物体験が向上し、パーソナライズされたレコメンドが購買意欲を刺激する。Yahoo!ショッピングとの連携強化は、出店者の販路拡大にもつながるだろう。

ウォレットタブ刷新はミニアプリに特化したUI/UXの展開で、多様なサービス利用の導線を一本化する。さらにPayPay連携強化により、ユーザー基盤の差を埋め決済利便性が向上、LINE内の経済圏拡大に寄与する可能性が高い。

ただし、EC機能の拡充に伴うユーザー体験の質の維持や、既存のウォレットユーザーとの整合性調整は課題となる可能性がある。また、メディア事業の販管費増加による減益傾向も注視すべきポイントだ。

とはいえ、LINEヤフーは有料LINE公式アカウントやミニアプリ事業で成長を続け、決済や広告を軸に拡張戦略を進めている。今後は競合との連携やAI進化を含め、ユーザーのエンゲージメント次第で動向が左右されるだろう。

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