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    アニメ・ゲーム公式サイトがオンラインカジノ誘導に転用 ドメイン放棄後の悪用が相次ぐ

    2025年7月24日、スマートフォン向けRPG『BLUE REFLECTION SUN/燦』の公式Xが、同作の旧公式サイトが第三者に取得され、不審なWebサイトへの誘導に悪用されていると注意喚起を行った。国内では同様のドメイン放棄事例が他にも報告されている。

    目次

    公式サイトのドメイン悪用、オンラインカジノへ誘導

    問題が発覚したのは、2024年5月にサービスを終了した『BLUE REFLECTION SUN/燦』の旧公式ドメイン「bluereflection-sun.com」である。
    公式Xによれば、現在上記のドメインは第三者により取得されており、アクセスするとオンラインカジノやポーカーサイトへのリンクが設置されたページに転送される状況が確認された。

    当該サイトはかつての公式サイトに似せた外観を保っているが、ヘッダー部分には「オンラインカジノ」や「ポーカー サイト おすすめ」といった誘導文言が並び、検索順位を狙った誘導が行われている。
    ドメインの登録情報によると、2025年6月に更新されており、この時点で悪用が始まった可能性が高いと推測される。

    同様の事例は過去にも存在し、アニメ『怪盗レーニャ』の旧公式サイトも第三者に取得され、「アニメの次はオンラインカジノ!」と銘打った誘導ページが作られていた。
    さらに、映画『妖怪ウォッチ』の旧公式ドメインも既に第三者が取得しており、アフィリエイトやオンラインカジノへの誘導に使われていることが判明している。

    これらのケースはいずれも、公式サイトのドメイン更新が途絶えたことに起因する。
    ドメイン維持には年額数百円から数千円の費用がかかるが、運営側が更新を止めると、第三者に取得され、不正利用のリスクが格段に高まるのが現状だ。

    ドメイン悪用の拡大と運営側の対策の重要性

    公式サイトのドメイン悪用は、サービス終了後の管理不足が招く深刻な問題である。ドメインを第三者に奪われることで、ブランドイメージの毀損や利用者の誤誘導によるトラブルが発生しやすくなる。

    一方で、運営側にはドメインの長期保持にかかるコスト負担や、終了したサービスの管理継続の難しさといった課題もある。特に権利関係が複雑な大型プロジェクトでは、終了後の管理体制を整備するのが困難なケースも多い。

    今後は、企業側がドメイン更新の自動化や早期通知の仕組みを導入するほか、不要なドメインを整理しつつも、一定期間は保持して悪用を防ぐ対策なども必要となるだろう。
    ユーザー側もアクセス先の安全性を確認し、疑わしいリンクは避ける意識を持つ必要がある。

    悪用の拡大を防ぐためには、業界全体での情報共有や監視体制を強化することも重要だ。
    特にオンラインカジノやアフィリエイトサイトへの誘導は法的・倫理的な問題も孕んでいるため、適切な規制や対応策が急務である。

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