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マイクロソフト、「Copilot」にキャラクター表情機能を追加 米英など一部で試験提供開始

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年7月25日ごろ、米マイクロソフトはAIアシスタント「Copilot」に新たな表情表現機能「Copilot Appearance」を導入したと発表した。
音声対話に加え、リアルタイムのジェスチャーや表情を付加することで、より自然で人間らしい会話体験の実現を目指す。
現在は米国、英国、カナダの一部地域で試験的に提供されている。

Copilotに表情付き対話機能を限定提供

マイクロソフトが提供するAIアシスタント「Copilot(※)」に、視覚的な存在感を与える新機能「Copilot Appearance」が加わった。
これは同社の実験プログラム「Copilot Labs」の一環であり、現在は米国、英国、カナダの一部ユーザーに早期プレビュー版として公開されている。

本機能は、笑顔やうなずき、驚きなどの表情をリアルタイムで生成し、Copilotの音声と連動させて表示することで、まるでAIが人間のように振る舞うインターフェースを実現する。
加えて、会話の履歴を記憶し、それに基づく発言も可能となっている。

現時点ではWebブラウザ版でのみ利用可能であり、Windowsやモバイルアプリへの実装は未定である。

この新機能を利用するには、月額20ドルの「Copilot Pro」プランへの加入と、Copilot Labsのテストグループへの招待が必要となる。
提供対象は個人ユーザーに限定されており、法人アカウントでは利用できない。

※Copilot:Microsoftが提供する生成AI搭載アシスタント。文章作成やコマンド実行などを支援する機能を備える。

AIの共感力向上 倫理的課題も

Copilot Appearanceの導入は、AIとの対話体験をより直感的で感情的なものに変える可能性を持つ。
音声と表情が融合することで、ユーザーが受け取る印象は格段に親しみやすくなるだろう。
教育、カスタマーサポート、メンタルヘルス分野などでは、AIへの感情的な接続が価値を持つ場面も多いため、応用範囲は広いと考えられる。

一方で、「人格を持つAI」への没入がユーザーの心理や行動にどのような影響を与えるかについては、慎重な検討が必要だろう。
AIに対する擬似的な信頼や依存が生まれる可能性もあるため、倫理的ガイドラインや透明性の担保が今後の課題になると予想できる。

また、表情機能の追加により、AIの「感情らしさ」は向上するが、それは実際の感情ではなく、あくまでユーザーとの対話を円滑にする演出にすぎないことにも注意が必要そうだ。
この点を誤解させない設計と説明が不可欠であろう。

今後Microsoftは、Discordコミュニティーなどを通じたフィードバックにより、ユーザーの声を反映した改良と、より広範な展開を見込んでいる。
AI部門CEOのムスタファ・スレイマン氏は「一緒に年を重ねていくデジタルの相棒」と述べ、将来的にはCopilotに「年齢の風合い」が加わる可能性にも言及した。
Copilotが単なるツールから“共感する存在”へと進化するかどうか、その行方に注目が集まる。

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