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    マイクロソフト、Windows 11でAI機能強化 Copilot+PC中心に新機能多数

    2025年7月22日、米マイクロソフトはWindows 11の最新版アップデート「KB5062660」をリリースした。
    Copilot+PC向けを中心に、AIによる設定支援や文書生成、読み書き補助機能などが追加され、従来機種にも改良が加えられている。

    目次

    Windows 11にAIエージェントなど複数機能が追加

    マイクロソフトは2025年7月22日、Windows 11 バージョン24H2向けに累積プレビューアップデート「KB5062660」を提供開始した。今回のアップデートには、AI機能の強化を含む新機能とバグ修正が含まれている。

    目玉の一つが、設定変更を支援するAIエージェントである。
    これはSnapdragon搭載のCopilot+PC英語版に実装されており、今後はIntelやAMDのCopilot+PCにも展開予定。
    ユーザーが「Bluetoothを有効にしたい」といった指示を入力すると、エージェントが操作を提案・実行し、失敗時には元に戻すことも可能である。

    また、「Click to Do」機能が強化され、「Reading Coach」や「Immersive Reader」との連携により、教育・学習用途にも対応した。
    Wordでは「Draft with Copilot」機能が追加され、選択テキストをもとにAIが草案を生成する。これにはMicrosoft 365 Copilotのサブスクリプションが必要である。

    画面スナップショットを記録する「Recall」機能には、保存データのリセット・削除設定が追加され、欧州経済領域でも利用可能となった。

    Photos、Paint、Snipping ToolなどのアプリにもAIによる編集機能が搭載され、いずれも現時点ではCopilot+PC専用である。

    通常のWindows 11端末向けにも、起動エラー時に自動修復を行う「Quick Machine Recovery」や、Snapツールの通知表示、設定画面の検索統合など複数の改善が含まれる。

    AI機能で利便性向上 Copilot+非搭載機との格差も懸念

    今回のアップデートは、Windows 11におけるAI活用の方向性を示す内容になっていると言える。設定支援や文書生成、音読サポートなどにより、操作が効率化され、業務や学習への応用が期待される。

    ただし、多くの機能はCopilot+PCに限定され、従来型の端末では利用できない点には注意が必要そうだ。AI処理をデバイス上で行うNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)搭載が前提であるため、非対応機との機能差が広がる可能性がある。

    また、「Recall」を含む操作履歴の活用は、利便性の反面、プライバシー保護への配慮が求められる。設定リセットや削除機能の導入は対策の一つだが、ユーザーには慎重な運用が必要だろう。

    マイクロソフトには今後、Copilot+PCの拡大と同時に、より幅広いユーザーがAI機能を享受できる仕組みの整備が期待される。

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