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    グーグル、AIエディター「Windsurf」のCEOらを引き抜き Gemini強化へ24億ドル投入か

    2025年7月11日、AIエディター「Windsurf」を手がける米Windsurf社は、Googleとの協力を強化し、CEOのVarun Mohan氏をはじめとする主要メンバーがGoogleに加わると発表した。Wall Street Journalは、Googleがこの引き抜きと技術ライセンスに24億ドルを支払うと報じている。

    目次

    Google、Windsurfの中核人材を獲得しGemini開発を加速

    米Windsurfは11日、Googleとの提携深化を発表し、CEOのVarun Mohan氏や共同創業者のDouglas Chen氏らがGoogleに移籍することを明らかにした。

    Google DeepMindのCEOであるデミス・ハサビス氏は、X上で「Windsurfのメンバーを迎えることができ、大変嬉しく思う」と述べ、コーディングエージェントやツール開発におけるGeminiの進化に期待を寄せた。

    Windsurfは、文章校正やスタイル調整を行うAIエディターとして急成長を遂げていた企業で、6月にはOpenAIが買収交渉を進めていると報じられていた。しかし結果として、Googleが人材と技術の獲得に成功した格好となる。

    Wall Street Journalによれば、Googleは今回の人材引き抜きとライセンス取得に対して、最大24億ドルを払うという。金額の大きさからも、Googleが生成AI市場における競争力強化に本腰を入れていることがうかがえる。

    Windsurfは今後、エンタープライズ向けWindsurfへの注力を強める方針を示しており、暫定CEOとしてビジネス責任者のJeff Wang氏が就任している。

    生成AI戦争が人材獲得競争へ

    今回の人材獲得は、GoogleとOpenAIによるAIエディター市場での競争が次なるフェーズに入ったことを示している。特に、Windsurfが得意とするコーディングエージェント領域は、ChatGPTやGeminiといった汎用モデルが手薄とされる分野であり、開発者支援を軸に成長が期待される市場でもある。

    GoogleがCEOクラスを含む開発陣を直接引き抜いたことは、単なる機能拡充ではなく、プロダクト戦略全体の中核に位置づける意図を物語っている。Geminiの競争力強化に加え、クラウドやGoogle Cloud Codeなどの既存プロダクトとのシナジーも狙えるだろう。

    一方で、Windsurf本体の動向にも注目が集まる。中核メンバーを失うことで開発スピードの低下が懸念されるが、法人向けに特化することで市場の再定義を図る狙いも透けて見える。暫定CEOのもとで組織の立て直しが急務となるだろう。

    AI開発支援ツールの分野は今後、GitHub CopilotやCursorといったライバルとの競争も激化していくと考えられる。汎用LLMとは異なり、コーディング支援領域はまだ決定的な勝者が存在しない「空白地帯」であり、ここでの覇権争いがAI業界の次の焦点となりそうだ。

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